" きさらぎ駅 "
監督 永江二朗
出演 恒松祐里
本田望結
莉子
芹澤興人
佐藤江梨子
あらすじ、ネタバレ御免
これは2004年1月8日に行方不明となった
葉澄が〈2チャンネル〉に
書き込んだ内容を元に制作された
2004年1月8日に
遠州鉄道新浜松駅から電車に乗った後
行方不明となった葉山澄子が7年を経て発見される
この世に存在しないはずの異界駅
「きさらぎ駅」は現代の神隠し
民俗学を専攻する大学生祐里は
卒論のテーマを神隠しにし
葉山純子から話を聞く
2004年1月8日 23時40分
高校教師葉純は遠州鉄道新浜松駅から
自宅の最寄駅さぎの宮駅で(23:54に)降りるつもりで
西鹿島行きの終電に乗った
終電が新浜松駅を出て10分ほど走ると
突然 音が消え 乗客が消えた
電車は無い筈のトンネルの中に入り
気がつくと
昼間の知らない上田電鉄を走っていた
乗客は他に5人が残っていたが
彼らも此処が何処だか分からなかった
やがて電車はきさらぎと言う駅に着いた
葉純
高校3年 望結
若い3人 莉子 大輔 瑠生
サラリーマン芹澤
6人は そこで降りた
駅は無人駅
駅の周りの民家にも誰も居ない
大輔が変なものに包まれ倒れる
残った5人は隣駅まで歩く
何時間歩いても隣駅に着かない
いつの間にか碓氷線を歩いていた
芹澤が変になって 破裂
高速爺い現る
莉子が高速爺いに捕まり破裂
伊佐貫トンネルに入る
瑠生が吸い上げられる
葉純と望結はトンネルから出る
たまたま通りかかった車に乗せてもらう
運転手が変になる
車から逃げる
塩野神社に着く
光るドア現る
望結は光るドアの中へ逃げ込む
消滅
葉純だけが現実の戸隠牧場に戻る
現実世界では7年が経っていた
葉純はその日
さぎの宮駅で降りようとして2回寝過ごした
葉純は最初
22時20分 西鹿島行きに乗って 寝過ごし
22時51分 岩水寺駅で降り
23時02分 新浜松行きに乗って また寝過ごし
23時33分 新浜松駅着
そして
23時40分発 最終電車 西鹿島行き に乗った
6月6日
祐里は神隠しの謎を探るべく
葉純と同じ3本の電車に乗る
22時20分 西鹿島行きに乗って
22時51分 岩水寺駅で降り
23時02分 新浜松行きに乗って
23時33分 新浜松駅着
そして
23時40分 西鹿島行きに乗る
上島駅を過ぎ さぎの宮駅は次の次
23:51
音が消え乗客が消える
電車はトンネルに入る
気がつくと昼上田電鉄を走っている
電車の中には祐里の他に
サラリーマン芹澤
若い3人 莉子 大輔 瑠生
高校3年 望結
6人はきさらぎと言う駅で降りる
葉純から聞いたのと同じ進行
祐里は大輔を助けようとして
瑠生が変なものに包まれ倒れる
残った5人は隣駅まで歩く
いつの間にか碓氷線
高速爺い現る
瑠生が現れ高速爺いに捕まり破裂
伊佐貫トンネルに入る
芹澤 莉子 大輔 祐里 望結は
何事も無くトンネルから出る
たまたま車が通りかかる 5人全員は乗れない
祐里は運転手を殴り倒す
芹澤の運転で5人は逃げる
運転手が追いつく芹澤が捕まる
莉子 大輔 祐里 望結は逃げる
宣教師館に着く
瑠生が現れる
大輔と莉子 を襲う3人消滅
運転手が来る 芹澤も来る
光るドア現る
望結は光るドアの中へ逃げ込む
消滅
祐里は現実世界に戻らない
なんで?
望結だけが現実の戸隠牧場に戻る
葉純が迎えに来る
葉純は嘘を吐いた
光るドアの中へ逃げ込んだのは自分だった
遠州鉄道と上田電鉄は
異次元で繋がっていた
遠州鉄道のある遠江
遠江を“とおとおみ”とは
中々読めない
僕はずっと“とおみ”だと思っていた
自分が置き去りにした親切な高校生の
異界から救出作戦を
興味本位の自己中大学生を利用して
敢行
2022年 日本映画 81分
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