" マンゴーと赤い車椅子 "
監督 仲倉重郎
原作 滝野澤直子
出演 秋元才加
吉岡里帆
杉田かおる
松金よね子
仁科貴
榎木孝明 *父
あらすじ、ネタバレ御免
車椅子の才加
赤いマンゴが好き
才加の実家は大隅
祖母はマンゴを育て
父は牛を育てる
ストレッチャーの才加
10月3日 リハビリ病院(恒心会 おぐら病院)に転院
近くを走ってる車は品川ナンバー
才加は胸から下が動かない
6人部屋
同室には よね子とかかおるとか
高校3年生18才の里帆とか
才加は
脊椎損傷 胸損10(T-10)と診断される
才加は自分で体位変換が出来ない
褥瘡にならないように
看護士が2〜4時間おきに体位を変換する
右→左→仰→右→左→仰
才加のリハビリ担当 理学療法士の仁貴
起立性低血圧に気を付けてまず30°ベッドを上げる
ベッドを80°まで上げる
車椅子に乗って移動
意外と怖い
機械に固定して直立位
本当は歩きたいが
不本意ながら
車椅子を漕ぐ練習
効率よく大きく漕ぐ
素早い小回りは難しい
ここのリハビリ病院は車椅子が大多数
車椅子バスケットもやっている
今は病院の車椅子を借りているが
自分専用を選ぶ
既製品 セミオーダー オーダー
値段も色も様々
この赤い車椅子¥252,500〜
一ヵ月後
才加の赤い車椅子が届く
めちゃ やる気が出る
車椅子は足以上
1人で生きてくための武器
自分で戦うための戦車
才加の赤いレオパルト2
そう励ますツッパリ君は
進行性の脊髄腫瘍
だんだん動かなくなる
才加は
ウイリー(キヤスター上げ)の練習
段差越えに必須
でも やっぱり
歩きたい
1人で風呂にも入れない
一人で車椅子の乗る訓練
里帆は
バイクでカーブを曲がり損ねた
いつも明るく振舞うが
本当は辛い
才加は奥さんの居る人と付き合っていた
いつかは何とかなると思っていたが
何ともならなかった
屋上に登って
気がついたら病院にいた
里帆は退院
才加は退院
実家に帰る
一年後
才加は父の酪農を手伝い
車も運転する
車椅子の原作者と
車椅子の監督の
実体験を元に
膵臓一部切除で入院した時
手術の翌日から
理学療法士によるリハビリがあった
手術の翌日は ふらつかないかの確認
その日の午後から普通に歩けたけど
それでも毎日
理学療法士によるリハビリは続いた
普通に歩けたから
リハビリと言うよりマッサージが主で
これがとても気持ちよかった
父は75歳の時脳出血で倒れ
左半身不随になって
1年間リハビリ病院にも入院し
車椅子生活になった
けど
老人のリハビリと
若者のリハビリは
目標が違う
老人のリハビリは
介護者がいるのが前提
この映画ほど
厳しいリハビリはしなかった
2015年 日本映画 93分
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