" 水霊 "
監督 山本清史
原作 田中啓文
出演 井川遥
星井七瀬
山崎真実
矢沢心
神農幸
鈴木美生
三輪ひとみ
渡部篤郎
あらすじ、ネタバレ御免
水霊 ミズチ
水ニ棲ム悪シキモノ。
其ノ水ヲ飲ンダ者ハ、
呪ハレル。
又ノ名ヲ死ニ水ト云フ
悪夢を見続けた遥の目
*
*
暑い夏の日
老人ホームを訪れる東京C新聞の遥
誰もいない
4号室に死体発見
メモを持ってる み ず ち
これが 悪夢の始まり
遥は篤郎と離婚して 赤子と2人暮らし
篤郎は水道局で水質調査をしている
篤郎は脳の病気
遥は知らない
故 杜川己一郎 葬儀
八王子大学の教授だった杜川(42)は
4月から行方不明になっていたが
7月11日 自分の両目をえぐって自殺した
杜川教授は 半年前 しにみずについて調べていた
杜川教授の研究室の学生心
教授の身の回りの物を整理していて
気になるメモを見つけた
しにみずを のむな
死に水 臨終の人の口をうるおす水。末期の水。
死に水を取る 臨終にある人の口に水を注ぐ。
メモ帳に挟んであった写真
研究の手伝いをしていた七瀬
霊感がある? ない?
昭島市に住み昭島市の高校に通う2年生
半年前
遥は杜川教授に会って新聞記事のコメントを貰った
杜川教授は黄泉比良坂について調べていた
黄泉比良坂は黄泉の国の入り口
黄色い泉について調べていた
その水を飲むと死ぬという噂のある
土地の人はみずちと言っている
しにみずとも言っている
古事記の中で伊邪那美はこの世に呪いをかけている
1日に千人死ぬ呪いを
伊邪那岐は桃を投げて逃げた
昭島市の高校に通う七瀬の同級生真実は最近
喉が乾いて仕方がない
鉛筆で目を突き刺して死んだ同級生の美生も
同じ事を言っていた
真実は水をガバガバ飲んで
吐いて
また飲んで
髪の毛をかきむしり
目をくりぬいて御他界
真実の親は篤郎の同僚
篤郎は遥と通夜に出る
何故か篤郎の同僚の幸も来ている
真実の母親は幽霊のようなものが見える
七瀬は目にまち針を刺して自殺未遂
もう見たくない
失明したけど杜川教授だけは見える
もう見たくないのに
最近
東京都で自殺が相次いでいるのは
調布市 三鷹市 武蔵野市 昭島市 羽村市
共通点は
地下水 湧き水を水道水として利用している
閉鎖された老人ホームを管理するひとみ
この辺りの飲み水は昔から井戸水
でも最近の地震で濁りが出た
杜川教授も地震のデータを集めていた
震源の中心の地名は黄泉比良坂
篤郎 目眩 幻覚
篤郎の同僚の幸に異常
篤郎の幻覚
発狂した?
研究室の水は地下水
遥は篤郎の異変を知る
篤郎は死ぬ
しにみずの広がりを止める手立ては見つからず
記事にはならず
遥は幻覚を見る
赤子は離婚する前に死んでいる
1月30日
東京都水道局職員幸が入水自殺
遥は投身自殺
呪われた水を飲んで
呪われて死ぬ
伊邪那美の呪いが
地震で封印が解けて
黄泉から復活?
東京で
その水を飲んでる人は
70万人位いる割に
発症者 少ない
症状の出方も色々
昔に封じ込めたみたいだから
神道のお偉いさんが
みんなでお祓いしましょう
ってことにはならないのか?
分からないものは
信じない
のは
科学者の正しい態度ではない
分からないものは
分かるまで調べる
のが
科学者のする事
安曇野の水道水も地下水
北アルプスに積もった雪が
ゆっくり染み込んで流れて来る
通販でも売ってる
黄泉を通って湧き出すかは不明
2006年 日本映画 102分
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