" DV "
監督 中原俊
出演 遠藤憲一
英由佳
小沢和義
あらすじ、ネタバレ御免
由佳 30歳
夫とのSEXは正常である NO
夫以外の人間と人間的な会話をしている NO
夫の機嫌をとる為の要求は受け入れていない NO
家計は自分が管理している NO
夫に恐怖を感じる YES
夫が暴力を振るうのは、自分にも非がある YES
根はいい人だから
暴力さえなければなんとかやって行けると思う YES
由佳は小沢弁護士に相談に来た
アンケートの結果
由佳は生涯の伴侶に典型的なカスを選んだ
どうしたら暴力を振るわなくなるか
そんな考えは無意味 無理 殺される
正当防衛で殺したほうがいい
DVの被害者が1番に乗り越える壁は
自分が被害者だと気づく事
気づいたら 逃げる選択肢が生まれる
*
*
最初に違和感を感じたのは
3月12日 結婚記念日の夜
夫 憲一に仕事(宝石店)を辞めろと言われて断った
殴られる
その後は機嫌が良く
屋上ではめる
憲一は
由佳のアルバムを捨てる
由佳の口座を解約 小遣い1日千円になる
スケジュールを管理をする
体調が悪くても 無理やり入れる
定期券を奪われる 財布からお金を抜かれる
職場へ行けない
夫の要求を飲み仕事を辞る
1つ要求を飲めば
要求はエスカレートしていく
憲一は些細な事で暴力を振るう
由佳が友人と電話するのを嫌う
SEXがしつこい
配偶者暴力相談支援所は気休めしか言わない
同じマンションの被害者主婦と知り合う
DVは必ずエスカレートする
彼女は殴られて左耳の鼓膜破裂
左足もとんかちで潰されて動かない
もう 諦めてる
過激な小沢弁護士を紹介される
殴られる
交番に駆け込む
相手にされない
夫婦喧嘩でしょ
由佳30歳の誕生日
裸の写真を撮られる
由佳は小沢弁護士に相談
そうなった夫は壊れている
昔の優しい夫には戻らない
逮捕させた方がいい
逃げることから逃げるな
由佳は隠しカメラを設置
夫憲一に離婚届を渡す
殴られる
由佳は病院で診断書を貰う
この程度ならDVじゃない
愛のお仕置き
夫憲一に離婚届を渡す
殴られる
由佳は妊娠
憲一は隠しカメラを発見
パソコンに繋がってるいるのを確認
パソコンを壊す
由佳を殴る 首を絞める
由佳はスタンガンで憲一を気絶させ逃げる
憲一は逮捕される
小沢弁護士は憲一に離婚を促す
憲一は断る
由佳は隠しカメラの映像を
自分ホームページに
適時アップしていた
1万人がアクセスしていた
憲一は離婚に応じない
憲一の父もDVの加害者だった
妻を殴るのが普通の家庭
英 一文字で はなぶさ
domestic = 国内の 家庭内の 飼われた
生涯の伴侶に典型的なカスを選んだと
気づいたら
一刻も早く対処しないと
傷はどんどん深くなる
腐ったら 元には戻らない
淡い希望は命取り
どんどん腐ってゆくだけ
最後は ちりとてちん
2005年 日本映画 84分
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