" 受験のシンデレラ "
監督 和田秀樹
出演 寺島咲
豊原功補
浅田美代子
あらすじ、ネタバレ御免
2005年 春
東京大学 前期合格発表
受かった人は嬉しい
落ちた人は悲しい
貧乏な咲(16歳)は計算が得意
99円の商品を3つ纏めて買うと
99円x3x1.05=311.85は311円
だけど
別々に買うと
99x1.05=103.95は103円x3で309円
2円安い
消費税5%の小数点以下は切り捨てるから
咲の母美代子
咲に無関心 家事放棄
2年前に離婚して母子家庭
東大合格率90%の予備校のカリスマ講師豊原
東大に合格するには
合計440点中 理Iならたった250点
6割以下の正解率で通る
得意科目で点数を稼ぐもよし
不得意科目を克服するもよし
方法は個々人により様々
*
豊原は病院の検査で
癌の肺転移が見つかる stageIV
この10年で億の金を貯めたのに 役に立たず
余命 1年半
主治医小宮は緩和ケアを勧める
豊原は予備校を辞める
ベンツで咲を轢きそうになる
家まで送る
超貧乏人
豊原は昔を思い出す
死ぬ前に原点に還るか
豊原は緩和ケアを受けると決める
咲に東大受験を勧める
勉強法を指導
咲は高校中退 通ったのは1ヶ月
まずは3ヶ月後の高校卒業程度認定試験
まずはレベルを知る
咲のレベルは
数学は小学校5年程度
英語は中1
国語は小学校4年
予習より繰り返しの復讐
自分は何ができないか正確に知る
出来ない問題は答えを見ろ
勉強は 時間ではなく量
8月4日 高認試験
合格は半分の4科目(国語 英語 現代社会 数学)
上出来
残りは来年の11月までに合格すればいい
センター試験まで18ヶ月間の受験計画表を作成
志望は文IIに決定
センターは世界史と政経 理科は地学
2006年 春
豊原の定期検査
骨に転移が見つかる
初めての模試
問題は出来るものからとりかかれ
豊原に肺転移が見つかって
もうすぐ1年半
癌の進行が遅れている
後 3,4ヶ月大丈夫そう
後 半年もてば嬉しい
豊原の痛みが強くなる
模試成績
判定評価E 合格可能性20%未満
E判定でも A判定との差は76点
半年あればUP出来る
睡眠不足は受験の大敵
直前期でも12時には寝る
試験開始の3時間前に起きる習慣をつける
12月
豊原の定期検査
緩和ケアもそろそろ限界が近い
2007年1月20日 21日
大学入試センター試験
710点
今年は平均点が下がるので何とか足切りはクリア
二次で予定の+5点 255点欲しい
豊原 入院
後は1人で頑張れ
2月25日 26日
東大入試
入試終了
豊原の癌は脳に転移
2007年 春
東京大学 合格発表
咲は受かった
豊原は死んだ
頑張って
大金持ちになっても
癌で死期が迫ったら
こんな事しか する事ないのか
こんな指導を受けていたら
国立は担任に受験を止められた
僕でも
東大に受かったような気になる
最期は死んで
お涙 頂戴
映画のずるい定番
2008年 日本映画 106分
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