" 樹の海 JYUKAI "
監督 瀧本智行
出演 萩原聖人
池内博之
小嶺麗奈
田中要次
黒沢彩
津田寛治
塩見三省
小山田サユリ
中村麻美
井川遥
あらすじ、ネタバレ御免
富士山の裾野に広がる樹海の中を走る青木ヶ原線
バスに揺られる遥
同じバスに乗る 花束を抱えた塩見
龍宮参道前でバスを降りる
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自殺未遂麗奈を迎えに来たヤクザ池内
バス停脇から樹海のハイキングコースに入る
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池内から金を借りた麗奈(23歳)
麗奈は金を返済できず飛んだ
ヤクザ田中から金を借りる子持ちの彩
田中は池内に会社を4つ持たせている
経営者として自覚を持って貰わないと困る
池内は麗奈から富士の樹海にいると電話を受ける
足を挫いて動けない と
と言うわけで
池内は自殺未遂麗奈を探しに来た
ハイキングコースから樹海へ入る
中々見つからない
麗奈からの電話を頼りに樹海の中を彷徨う
麗奈は田舎出身
ど田舎ではない
デニーズもマックもユニクロもコンビニもある
何かがあるかもと勘違いさせる中途半端さがある
どうしたらいい?
*
寝袋に入れられ樹海の穴に捨てられた萩原
自力で寝袋から出て穴から這い出す
生きても地獄 戻っても地獄
樹海の中を彷徨う
首を釣ろうとする男と出会う
止めずに逃げる
林檎と水発見 頂く
花束を発見 慌てて手を合わせる
萩原は5億円を横領した
***
新橋駅へ津田は塩見に呼び出される
2人は居酒屋くまもとに入る
塩見は探偵
3ヶ月前に失踪したサユリを探していたが
富士の樹海で遺体が発見され
遺留品の中に津田の名刺と写真があった
津田は覚えてない
サユリの両親は自殺の理由を知りたがっている
写真は他にも持っていた
みんな笑ってる写真だった
楽しい思い出だけを持って行ったと思う
写真をよく見るとサッカーのユニホームを着た人がいる
1年以上前
日本がワールドカップで勝った日
津田がたまたま入った居酒屋は大盛り上がりで
隣に座ったサユリと暫く話をした
よくよく思い出すと自殺をほのめかしていたかも
その時 気がつけば 自殺を止められたかも
津田は塩見と閉店まで呑む
居酒屋くまもとの無愛想な店員麻美
遠い世界に旅に出ようか
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西湖まで来た遥
運転免許証を不法投棄
*
萩原は 首を吊った男から財布を取る
萩原は 樹海から出れない
出てもいい事ないし
首を吊った男相手に愚痴
一瞬魔が差して その後ヤクザに利用されて
どんどん悪い方に転がった
もう終わりにしたいと言ったら こんな事になった
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遥はネクタイで首を吊ろうとする
結び目が解ける
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遥は駅売店の店員だった
その前は
都市銀行の本店に勤めていた
そこで
妻ある男と問題を起こした
ストーカー行為を行った
男の妻はノイローゼで流産した
死にぞこなった遥
駅売店に戻る
*
樹海の中の萩原
首を吊った男は腐り始める
首を吊った男は
帰り道の目印を木に付けていた
萩原は樹海を出る
生きるということ
死ぬということ
樹海に集まる
死にたがる人
死にに来た人も
心のどこかで
生きたいと望んでいる
2005年 日本映画 119分
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