" 源氏物語 "
監督 武智鉄二
配役 花ノ本寿 *光源氏
浅丘ルリ子 *紫の上
芦川いづみ *藤壺
北条きく子 *夕顔
山本陽子 *明石女御
紅千登世 *軒端荻
千歌子 *女三の宮
川口小枝 *明石の上
香月美奈子 *葵の上
入代真矢子 *朧月夜
松井康子 *空蝉
花柳静井 *花散里
花本以知子 *朝顔の姫君
川口秀麗 *末摘花
阿美本昌子 *玉蔓
川口秀子 *六条御息所
あらすじ、ネタバレ御免
平安時代中期
前々天皇桐壺の帝の第二子光源氏は一旦臣下に下がったが
紫の上を得て収まり准上皇になる
現天皇冷泉帝は 父桐壺の帝の目を忍び
光源氏が藤壺の女房に産ませた子
前天皇朱雀院は仏門に入った
*
光源氏は朱雀院から女三の宮を妃に迎えるよう頼まれる
妃に迎えるが 心たらわず 足が遠のく
左大臣柏木は女三の宮に懸想し 寝屋に忍び込む
契りを交わす
女三の宮は妊娠する
柏木に生き写しの男の子を出産
*
*
光源氏9歳の時
父桐壺の帝の妃となる藤壺の女房(14歳)が参内
*
葵の上は光源氏(近衛中将)の最初の正室
紀伊の守の家が涼しいと聞いて
光源氏(17歳)は家来藤原惟光を従え方違い
同じく方違え中の伊予介の後添えの妻空蝉
光源氏は空蝉の寝屋へ
抱く
空蝉の義理の娘軒端の荻
光源氏はまた空蝉の寝屋へ
間違えて軒端の荻を抱く
*
光源氏は六条御息所のもとへ通う
六条御息所は随分年上だが教養随一の聞こえ高い
六条御息所は財産を全て光源氏に渡す
*
光源氏(17歳)は市井の女夕顔のもとへ通う
女の物の怪が現れ夕顔ご他界
*
光源氏は藤壺の女房の寝屋に忍び込む
*
光源氏(18歳)は藤壺の女房の姪 若い紫の上を得る
藤壺の女房に皇子冷泉が生まれる
桐壺の帝は東宮朱雀に皇位を譲り冷泉を東宮にする
*
光源氏(20歳)は 東宮朱雀の許婚朧月夜の尚侍と契りを交わす
*
光源氏(22歳) 葵の上の出産の日
六条御息所の物の怪に祟られ
男君夕霧を産んだ後夭逝
六条御息所は物の怪になった自覚なし
その夜から紫の上が光源氏の妻
光源氏(23歳) 父桐壺の帝が崩御
光源氏は藤壺の女房の寝屋に忍び込む
六条御息所は光源氏を見捨て伊勢に下る
藤壺の女房も光源氏を見捨て先帝ご菩提の為尼削ぎの姿となる
光源氏(26歳)は朧月夜との愛欲に溺れる
兄朱雀の帝に見つかる
須磨へ流される
明石の入道が娘を連れて来訪
娘の実地教育を光源氏に頼む
明石の上は光源氏の子を身籠もる
光源氏(27歳) 父桐壺の霊が現れ光源氏に都に帰れと促す
人の世の過ちは 全て許されるものなり
心に懸けるには及ばぬ
未来に向かって偽りをせぬのが大切じゃ
桐壺の霊は朱雀の帝に光源氏を京都に呼び戻せと叱る
朱雀の帝は光源氏を都に迎え摂政とする
*
*
光源氏は准上皇にまで上がる
その間に心惹かれる女と会う
光源氏28歳の時の哀れな末摘花
光源氏32歳の時の思いやりのある朝顔の君
光源氏33歳の時の物静かな花散里
光源氏35歳の時の利口な玉蔓
など心惹かれる女と会うたが
今は紫の上との満ち足りた生活で幸せ
*
光源氏(39歳) 朱雀院の末娘女三の宮を妃に迎える
光源氏(48歳) 女三の宮は左大臣柏木の子を産む
柏木は心労が募り にわかに身まかる
女三の宮は出家し尼になる
*
紫の上は明石の上の娘明石の女御を養女に迎える
光源氏(51歳) 紫の上病没
終
源氏物語は読んだ事がないないので
原作に忠実なのか分からないが
ざっ〜とした大筋 こんな事らしい
主な女性もほぼ 登場しているらしい
源氏物語入門編としては
まずまず らしい
但し
17歳から51歳まで
同じメイクなので
時間の流れは分からない
それと
源氏物語の
第3部は描かれていない
人の世の過ちは
全て許されるものなり
心に懸けるには及ばぬ
未来に向かって偽りをせぬのが大切
元祖 ハーレクインロマンス
1966年 日本映画 101分
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