" メキシコ無宿 "
監督 蔵原惟繕
出演 宍戸錠
笹森礼子
葉山良二
藤村有弘
中原早苗
あらすじ、ネタバレ御免
日本で3年貯めた500万を盗まれたメキシコ人ペドロ
途方にくれ
宝石を盗もうとして早苗に止められる
早苗はペドロを
命知らずの危険屋錠に会わせる
今日は誘拐された大手物産社長の子供を救出した
ペドロは錠の相棒になり危険な仕事を請け負い稼ぐ
錠行きつけのバーのピアニスト礼子
礼子は行方不明の兄良二を探しに明後日メキシコに発つ
ペドロは錠と超超危険な高額な仕事を請け負う
ドジ踏んで御他界
今際の際に錠に頼む
代わりにメキシコへ行って
恋人マリヤに
ペドロは卑怯者じゃない 人殺しじゃない と伝え
貯めたお金で 農場を買い戻してくれ
錠はメキシコアカプルコ港に到着
メキシコシティに行きたい
メキシコシティに到着
折しも 革命記念日(11月20日)
錠は金を全部 子供にスられる
めげずにペドロの故郷グアナフアト に行く
マリヤに会う
マリヤは
日本語が話せる自称メキシコ人葉山に錠を会わせる
でも
葉山はテキーラを飲んでべろべろ
役に立たない
礼子がグアナフアトに来る
日本語が話せる自称メキシコ人葉山は礼子の兄だった
葉山は留学先で遊び過ぎて借金作って
流れ流れてグアナフアトに流れ着いた
錠は日本生まれのメキシコ人トウソンに声を掛けられる
トウソン曰く
ペドロは
金山と農場が絡む 利害関係で
マリヤの兄である前村長を殺した
前村長は農場派
本当は
マリヤの兄である前村長を殺したのは
金山派の現村長の息子エミリオだった
トウソンは 彼らに雇われた殺し屋だった
トウソンはエミリオの仲間に撃たれ死亡
葉山はエミリオに撃たれ重傷
錠はエミリオの仲間4人を射殺
葉山は生き絶えず 入院
現村長は捕まる
錠から財布をスッた手癖の悪いガキはペドロの弟だった
マリヤはペドロが稼いだ金を受け取り心が晴れる
錠はグアナフアトを去る
終
日活全盛期の映画
石原裕次郎がエジプトなら
宍戸錠はメキシコでロケ
金は掛けたけど
脚本が.....
星の数より
偶然は起きる
英語のnoはスペイン語でもno
因みに
ポルトガル語ではnão 発音は大差ない
友達は スペイン語でamigo
因みに ポルトガル語でもamigo
さよならは スペイン語でAdiós
ポルトガル語ではAdeus 発音は大差ない
スペインとポルトガルは隣なので言葉も似てる
ポルトガル語は この映画と関係ないけど
正式には
メキシコ合衆国の公用語は
スペイン語ではない
メキシコ合衆国の言語は
スペイン語と
ナワトル語を含む68の先住民族言語
メキシコの人口は日本とほぼ同じ
その内
スペイン語以外で最も多く使われる
ナワトル語を話す人は
170万人 人口の2%以下
なので
事実上の公用語は
スペイン語
1962年 日本映画 93分
善悪は教育されて身につける
善悪は環境により差が出る
他国からいくら悪いと非難されても
価値観が異なれば
何が?
となる
世界共通なのは
経済
侵略は儲からない
と思い知らせるのが
侵略を辞めさせる近道
・