" 氣まぐれ渡世 "
監督 西河克己
出演 宍戸錠
芦川いづみ
藤村有弘
香月美奈子
内田良平
加藤武
あらすじ、ネタバレ御免
1962年の朝
警視庁会議室では 特別秘密会議が開かれていた
新型の拳銃が押収された 出所は不明
ただ1人分かっている関係者は錠
加藤捜査一課長は 錠に尾行を付けて 泳がせる
***
錠は室内クレー射撃場東京ハンタークラブへ
腕自慢を唆し射撃勝負で儲ける
続いて
ふらりと入って来た藤村と勝負
予想外に上手い 負ける
でも
藤村は賭けが嫌い 金を受け取らない
受け取ってもらわないと気分が悪い
じゃんじゃん飲ます 酔い潰れない
無理矢理財布を押し付け逃げる
小汚いバーで
錠は 訳ありそうな男から 赤ん坊を押し付けられる
その男は 殺される
錠は赤ん坊をアパートに連れ帰る
通りすがりのシスターいづみが子守を手伝ってくれる
赤ん坊はいづみが教会の孤児院で預かる
*
赤ん坊の父親を殺した銃弾は新型拳銃から撃たれたと判明
藤村は 錠を尾行していた刑事
赤ん坊の父親を殺したのは錠 とも思えない
*
錠は 赤ん坊の父親を殺した犯人を探す
殺されたのは 神田の玩具銃器小売商黒木屋主人
黒木屋を探る
美奈子に見つかる
美奈子は
自称 黒木の妻 赤ん坊の母親
錠は美奈子を自分の部屋に泊める
*
錠は何者かの密告で
殺人容疑で逮捕される
新型拳銃は 終戦直後に錠が作った拳銃によく似ている
錠の部屋から新型拳銃の分解図面が見つかる
新型拳銃を作れるのは もう1人
錠の戦友内田 でも そいつは死んだ
藤村は錠が犯人とは思えない
黒木屋の女房は出産後すぐ死んだ と錠に伝える
錠は脱走
これは藤村発案の 錠を泳がせる作戦
黒木屋は 三河島の東方玩具と関係があったらしい
錠は東方玩具を探る
東方玩具に新型拳銃製造組織があった
美奈子は組織のボスの女だった
組織のボスは 錠の戦友 死んだはずの内田だった
内田は仲間の誤射で神に召される
美奈子は逮捕される
終
気まぐれ錠が
銃密造組織と対決
赤ん坊の父親の仇を討つ
出だしコメディの
サスペンス
優しい人が殺されて
悪い奴が死んで終わる
映画の世界は単純
1962年 日本映画 89分
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