" いのちの朝 "
監督 阿部豊
原作 武者小路実篤
出演 芦川いづみ
宇野重吉 *父
清水将夫 *画家
小園蓉子 *姉
高野由美 *母
佐野浅夫 *義兄
内藤武敏 *父の弟子
あらすじ、ネタバレ御免
新しい生命保険の講習を受けるいづみ
上司佐野に呼ばれる 佐野は姉蓉子の夫
いづみは三井生命の社員
***
いづみの父重吉は画家
妥協はしない
じゃが芋ばっかり描いている
頑迷に己の道を歩くので 絵は ほとんど売れない
家計は苦しい
長女蓉子は父重吉に妹いづみをモデルに絵を描けと勧める
重吉は次女いづみをモデルに絵を描くと決心
初の100号の大作を描こうと決心
(今までは30号まで)
12号で試作
重吉の友人で有名画家清水が内藤の絵を持って来る
内藤は重吉の嘗ての弟子 頑固な重吉が破門した
いづみは内藤が好きだった
内藤は重吉と和解したい
重吉が内藤を許さないのでいづみは元気が出ない
モデルが務まらない
重吉は描きかけの100号キャンパスを破る
いづみは姉蓉子の家へ
佐野と懇意の内藤も来る
内藤はいづみに 重吉を支えてくれと頼む
いづみは再びモデルになり
重吉は100号の絵をまた描き始める
完成
清水が骨を折り 重吉の個展を開く
清水が新聞に批評を書いて 個展は大盛会
何枚も売れる
全部で 約800万円になる
重吉はいづみと内藤の結婚を許す
愚直な画家を描く
芸術家は
金の為に絵を描いてないが
高値で売れると
やっぱり嬉しい
芸術家も
誰かに認めてもらわないと
それが芸術が判断できない
1961年 日本映画 68分
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