" 男の怒りをぶちまけろ "
監督 松尾昭典
出演 赤木圭一
浅丘ルリ子
二谷英明
渡辺美佐子
金子信雄
西村晃
南寿美子
あらすじ、ネタバレ御免
羽田空港を発った大阪行き旅客機は
千葉県舘山上空2000mを大島に向け飛行中
有本･橋場にハイジャックされる
有本･橋場は乗客から鞄を奪う
乗客の中に橋場の知り合いがいた
（橋場が落下傘部隊にいた時の同年兵)
顔を見られたからにはしょうがない
有本･橋場はパイロットを気絶させ
落下傘で飛び降りる
***
東京へ向かうトラックが
有本･橋場にハイジャックされる
湘南国道第三検問所で神奈川県警の検問
特に問題なし
車が故障した 東京の新聞社の赤木を乗せる
赤木は運転手と共に拘束される
トラックは目的地に到着
鞄をCABARETの金子支配人に渡す
鞄の中には大きなダイヤ
金子支配人はダイヤを美佐子に渡す
事件屋二谷が来る
何か事件はないかいな
事件をネタに金儲けするのが二谷の仕事
元 殺し屋
美佐子はダイヤを会長に渡す
世界で３番目に高価なダイヤ(時価２億円)
赤木と運転手はトラックごと
東京埠頭の第3岸壁から海に沈められる
赤木は海から這い上がる
気を失う
二谷が発見 助ける
旅客機は伊豆半島の南沖を通過し
浜松に向かう途中 突然連絡を断つ
乗客は25人が行方不明
二谷は乗客の１人が取締役を務めるあやし交易を尋ねる
二谷はダイヤのことも勘付いている
トラックが海から引き上げられる
中から運転手のご遺体が見つかる
飲酒運転による事故と処理される
これは殺人事件だ
と 赤木は警視庁に訴える
取り合って貰えない
赤木はご遺体を見に行く
運転手の妹ルリ子と会う
罵られる
自分だけ 助かりやがって 残酷な方ね
遭難機体が発見される
新聞社は そっちの取材で大忙し
でも
赤木はトラック事故を調べたい
編集長の指示を無視してトラック事故を調べる
二谷と協力関係を築く
赤木の乗ったトラックが止まったのは
新宿のCABARETTREMLOの横と判明
CABARETTREMLOの支配人は金子
美佐子はCABARETTREMLOのマダム
金子支配人の元愛人
今は会長の愛人 金子支配人の監視役
でも 金子支配人はまだ美佐子マダムが好き
あやし交易のボス陳は
CABARETTREMLOの奴らが鞄を奪ったと知る
あやし交易は
CABARETTREMLOの会長の愛人美佐子マダムを誘拐
ダイヤの返還を要求
CABARETTREMLOの奴らはあやし交易に乗り込み
美佐子を奪い返す
赤木と二谷はCABARETTREMLOに殴り込む
銃撃戦
美佐子マダムを返せと詰め寄る金子支配人を会長が射殺
ダイヤをよこせと詰め寄る二谷を会長が射殺
警察が来る
会長はビルから落ち 御他界
ダイヤは警察の手に渡る
終
この頃の日活は二本立て
カラーはＡ級
白黒 はＢ級 かな
殺されそうになって
怒ったぞ
仏教の教える十善戒
の
九番目は不瞋恚
汝 怒るなかれ
怒りはぶちまけず
飲み込みましょう
そもそも
怒りが湧くのが修行が足りん
1960年 日本映画 81分
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