" 夜霧よ今夜も有難う "
監督 江崎実生
出演 石原裕次郎
浅丘ルリ子
二谷英明
あらすじ、ネタバレ御免
神戸港
船乗り裕次郎
久し振りに帰って来て 電話でルリ子に求婚
ルリ子は待ち合わせ場所に向かう途中
交通事故に遭う
***
そうとは知らぬ裕次郎は待ちぼうけ
***
四年後 横浜港
裕次郎は船乗りを辞めて クラブのマスター
船乗りの時の人脈を使って
密出国の幇助をして儲けている
ルリ子が英明と来る
２人は夫婦
シンガポールへの密航を頼む
裕次郎 断る
ルリ子の言い訳は聞きたく無い
四年
一口に言えば短いが
朝が千五百回 午前が千五百回 昼が千五百回
午後が千五百回 夕も千五百回 夜も千五百回
気が遠くなるほど長い
やっぱり ルリ子の言い訳を聞きたい
ルリ子は言い訳しない
そんな事より
英明は日本人じゃなくて貧乏国の革命家
是非 国に帰って 革命したい
裕次郎の知ったこっちゃ無い
*
英明がルリ子に代わって裕次郎に言い訳
四年前
英明はルリ子を車で撥ねた
ルリ子は 子供が産めない体になって
子沢山を望む裕次郎との結婚を諦めた
英明は子供を望まなかったので結婚した
*
子供が産めないんじゃあ しょうがない
裕次郎は英明とルリ子を密航させる
終
浮気者
人目に付かず
こっそり会いたい
夜霧よ今夜もありがとう
犯罪者
人目に付かず
こっそり逃げたい
夜霧よ今夜もありがとう
「 カサブランカ 」を翻案
バーのマスターは
元恋人と反政府指導者を
密航させる
固茹での黄身と白身に乾杯
1967年 日本映画 93分
・