" 祇園囃子 "
監督 溝口健二
原作 川口松太郎
配役 木暮実千代 美代春
若尾文子 栄子
あらすじ、ネタバレ御免
沢本栄子(16歳) は置屋を訪ねる
栄子は昔贔屓になった問屋の娘
今は零落して 母も死んだ
芸妓美代春に舞妓になりたいと頼み込む
美代春 了承 仕込む
茶道 花道 お囃子 三味線 舞
掃除 炊事 裁縫
仕込んで そろそろ1年
そろそろ お座敷に出す頃
その為の衣装代が30万
美代春は女将さんに工面を頼む
店出しの日
朝一番 髪を結い 着飾る 今日から美代栄
御茶屋へ挨拶回り
美代春に伴われ初座敷
客は美代春の馴染みの楠田専務
と楠田専務が世話になってる役所の神崎課長
楠田専務は美代栄を気に入る
神崎課長は美代春を気に入る
楠田専務は美代栄の旦那になりたいと置屋の女将に申し込む
楠田専務は楠田車両の御曹司 身分に不足はない
美代栄の衣装代が30万も楠田専務が出した
女将は乗り気
美代春は戸惑う
美代春 美代栄は楠田専務の座敷に呼ばれる
美代春は別の座敷で神崎課長の相手
美代栄は楠田専務を旦那に取るか迷う
東京で行われる〇〇会に
美代春 美代栄は楠田専務に連れて行って貰う
楠田専務は神崎課長も宿に呼ぶ
楠田専務が生きるか死ぬかは神崎課長次第
神崎課長がやる気を出すかは美代春次第
楠田専務は美代栄が目当て
接吻しようとして
口を噛み切られて入院
楠田専務が怒っているのは
美代栄より美代春
美代春は神崎課長を振った
8千万円の受注がぱあ
美代春 美代栄は祇園の茶屋から干される
楠田専務は美代栄を諦めるから
美代春に宜しく頼む と
美代春は神崎課長の求めに応じる
楠田専務は8千万円の受注を得
美代春 美代栄は 座敷に呼ばれるようになる
終
舞妓の世界に飛び込んだ
現代っ子と昔気質の姐さんを描く
1953年でも
若い子は現代っ子
いつの時代でも
若い子は現代っ子
僕が理解に苦しむ現代っ子も
いずれ 時代に取り残される
1953年でも
商売の形態は今と同じ
一番の商売相手はお役所
円滑な商売には
接待が不可欠
商売は体が資本
お上を敵に回すと怖い
1953年 日本映画 80分
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