" ウチのはらのうち "
監督 岩下智香子
出演 松永渚
大河内奈々子
笠原千尋
あらすじ、ネタバレ御免
高校生の渚は両親と妹(9歳)と弟(4歳)の5人家族
年の離れた妹弟の世話を良く見る渚だが
内心は正直 面倒臭い
母奈々子は不倫をしていた 若しくはしている
どっちなのか渚は知らない
本人曰く もう会ってはない
***
母は再婚
だから父は義父
義父から渚に“好き” とメールが来る
義父は単に娘への愛を綴ったつもりだったが
渚は違う愛と解釈
母も巻き込んで大問題と なる
*
渚は家を出て上京
千尋とルームシェアする
千尋はお笑い芸人志望
渚は関西人
関西人は皆んな漫才の素質がある ←千尋の思い込み??
千尋は渚を漫才コンビに誘う
仕方なく同意
2,3日考えて
へらへら笑いながら やんわり断る
千尋は 渚の愛想笑いに腹を立てる
笑って へらへら誤魔化すな
渚だって へらへらしたくて してる訳じゃない
へらへら してる自分が辛い
千尋に本音をぶちまける
すっきり
めでたし、めでたし
トリウッドスタジオプロジェクト 第8弾
本音を言えない 日本人
本音を言わない 日本人
それが美徳 と教育された
禿げに向かって ハゲ とか
でぶに向かって デブ とか
思っていても 言わない
本当でも 言わない
言わない どころか
反対の事を言うこともある
全然 ハゲてないよ とか
全然 太ってないよ とか
正直は美徳 だけど
正直なだけが美徳じゃない
忖度するのも美徳とされる
どっちを優先させるべきか
って訳で
色々とハラのうちに溜まる
2013年 日本映画 54分
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