" کفرناحوم CAPHARNAÜM "
監督 ナディーン・ラバキー
出演 ヨルダノス・シフェラウ
あらすじ、ネタバレ御免
ゼインの歯列を調べる
乳歯がない 少なくとも12歳か13歳か
*
不法滞在で拘束された人たちの1人
エチオピア人のラヒル
***
(クソ野郎を刺し)5年の刑を宣告されたゼインは
少年刑務所から裁判所へ出廷
今回ゼインは原告
原告代理人ナディヌ弁護士
被告はセリムとスアド夫妻
2人はゼインの両親
ゼインは前代未聞
両親を 自分を産んだ罪で訴えた
原告代理人ナディヌ弁護士は その経緯を語る
ゼインには出生証明書がない
(親ですらいつ生まれたか はっきり覚えてない)
どの公文書にも 記録が存在しない
*
*
ゼインは(妹サハルたちも)学校に行かず
家主が営む雑貨店を手伝う (配達 路上販売)
*
ゼインと仲の良かった妹サハルは
11歳になり初潮を迎えると
大家の嫁に出される
サハルは泣き叫ぶ
ゼインは両親に抗議し怒る
ゼインは家出する
仕事を探す
見つからない
遊園地で働くラヒルと知り合う
ラヒルは乳児ヨナスがいることを隠して働いている
ゼインは家に泊めてもらい
翌日からヨナスの子守を任される
*
ヨナスにも出生証明書が無い
ラヒルは滞在許可の期限が切れ
隠れてヨナスを産んだ
ラヒルは滞在許可証を
身分証の偽造屋アスプロに頼む
高い すぐには払えない
子供を渡せば ロハにすると言われるが
子供はラヒルと居続ければ 存在しないも同じ
外も歩けず 学校にも行けず
里子に出せば 普通の子供になれる
ラヒルも堂々と会える
7日間待つから子供か金を渡せ と言われる
*
ラヒルが市場に行ったきり戻らない
彼女は不法滞在がバれ逮捕された のをゼインは知らない
ゼインは1人で ヨナスの面倒を見る
お金がない
ミルクも買えない
生きるために悪戦苦闘中
知り合った少女に
スウェーデンに行けば幸せに暮らせる と聞く
ゼインは
ラヒルが住んでいた家からも家主から締め出され
万策尽きて
偽造屋アスプロを頼る
ヨナスを渡す
見返りに偽造パスポートを貰う約束をする
それには 何か証明書がいる
(身分証 出生証明書 写真入りの新聞記事等)
*
ゼインは家に帰り 証明書を探す
自分には身分証も出生証明書もないと知る
更に
サハルが死んだと知る
サハルは流産し
病院に運ばれたが
身分証がないので診察を断られ
玄関で死んだ
ゼインは家から包丁を持ち出し大家を刺す
逮捕され 収監される
*
ゼインは刑務所からテレビの生放送に電話
両親を訴えたいと 話す
*
*
裁判が続いている
ゼインの母スアドはまた妊娠している
ゼインは訴える
育てられない子は産むな
*
アスプロは逮捕され
ヨナスは保護されラヒルに返される
ゼインには身分証が作られる
法律上存在しない子供
児童虐待の現状
産まれたら
育てなきゃ
子は かすがい とも言うが
細い柱に 何本も かすがい は打てない
育てられないなら
避妊しなきゃ
避妊は
不幸な子供をなくす最善の手段
産まれて来なきゃ 不幸にならない
産んでは見たけど
餓死しちゃった
ってのは
動物界では 良く在る事だけど
2018年 レバノン映画 126分 制作費400万ドル
カンヌ国際映画祭 審査員賞受賞
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