「 赤い殺意 」 | 0・・映画toほげほげ

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♪ ほげほげたらたらほげたらポン ほげほげたらたらほげたらピー ♪
★映画のほげほげ等、気まぐれ備忘録★

  " 殺意 "

 

監督 今村昌平

原作 藤原審爾

音楽 黛敏郎

出演 春川ますみ

    西村晃 *助演女優賞

    露口茂

     楠侑子

     殿山泰司 *ストリップ劇場のバンド

 

 

 あらすじ、ネタバレ御免

 

線路脇の落書きだらけの家

 

 ***

妾の恨みは白蛇の祟りより恐ろしい

 

 *

晃は東京に出張 

妻ますみは義母と息子と晃を 仙台駅まで見送る

義母は息子を連れて本家に帰る

 

ますみは1人で家に帰る

1人で寝る

後を尾けて来た露口が強盗に入る

ますみは犯される

 

ますみは死なねばと思う

が 踏ん切りがつかない

  *

 *

ますみは本家先代の妾の孫

ますみは 本家で 女中をしていた

 *

  *

晃は図書館勤務

同じ職場の侑子と不倫中

 

 *

晃の留守中

露口がまた来る

まゆみはまた犯される

 

ますみは死なねばと思う

が 死ねない

 

 *

晃は侑子と不倫

侑子は晃の子を堕した事もある

関係は もう10年 まゆみより長い

 

晃はまゆみを籍に入れていない

まゆみの子供は

爺っちゃんと婆ばっちゃんの子供ってことになってる

要するに戸籍上は晃の弟

 

 *

ますみはデパートで露口に声を掛けられる

それを 侑子が目撃

晃に報告

 

 *

ますみは 6年ぶりに妊娠 3ヶ月

駅で露口に声を掛けられる

駆け落ちを誘われる

断る

露口 持病の発作で苦しみ出す

2人で連れ込み宿に行く

犯される

 

 *

晃の実家の爺っちゃんが死ぬ

ますみは悪阻

義母に妊娠が知れる

 

 *

晃はまゆみの不倫を疑う

確たる証拠がないのでまゆみを信じる

 

 *

露口はストリップ劇場でドラムを叩いている

まゆみは露口にもう来ないでくれと頼む

でも

もうすぐ死ぬ死ぬ言って泣くから同情する

これが最後と思い同意の上 肉体関係を結ぶ

 

露口がしつこいので

毒を飲ませて殺そうと思う

露口と上野行きの汽車に乗る

汽車が大雪で止まる

2人で山の中を歩く

怖気付いて毒を飲ませるに至らず

 

露口 持病の発作で死亡

まゆみは逃げ帰る

後を尾けていた侑子が一部始終をカメラに収める

 

侑子は 写真撮影に熱中し過ぎて

トラックに撥ねられ死亡

 

まゆみは赤子を堕胎済み

誰の子だったかは闇の中

 

晃は次男なれど 長男も家を出たので

婆っちゃんの世話を押し付けられ 本家に帰る

まゆみも籍を入れて貰って

全て 本家は 事もなし

めでたし、めでたし

 

 

 

   

 

 

 

   露口茂は「太陽にほえろ!」に

   山さん役で 足掛け15年出演してた

   懐かしい

 

 

   原作は"女性自身"に連載された小説

   なので

   昼メロみたいな ドロドロの話

 

   白黒映画なので

   何が赤だか分からない

 

 

 

 

1964年 日本映画 150分

 ブルーリボン賞 助演男優賞受賞