" 起終点駅 ターミナル "
監督 篠原哲雄
原作 桜木紫乃
出演 佐藤浩市
本田翼
中村獅童
尾野真千子
あらすじ、ネタバレ御免
吹雪の駅のホームに立つ白髪頭の佐藤
昭和63年 秋
佐藤は旭川地方裁判所の判事
奥さんと息子(4歳)は東京 佐藤は単身赴任
任期は2年
*
佐藤が審理する被告
覚醒剤取締法違反の真千子
真千子は執行猶予付き有罪
佐藤は
真千子が務めるスナック慕情に顔を出す
真千子と佐藤は大学時代(昭和53年)の恋人
10年振りの再会
ベッドイン
佐藤は東京高等裁判所に補される
でも 東京に帰りたくない
真千子と暮らしたい
佐藤と暮らすくらいなら死んだ方がまし
真千子は駅のホームから電車に飛び込む
佐藤は腰を抜かす
*
佐藤は電車に乗り 終点 釧路駅で降りる
***
平成26年 秋
佐藤は弁護士事務所を開き 1人暮らし
奥さんとは離婚した
息子は東北大学を卒業して埼玉地検で事務官をしている
佐藤が弁護士した被告
覚醒剤取締法違反の翼
3年間の執行猶予付き有罪
佐藤は国選しかやらない
被疑者国選の報酬は
接見1回目が2万6400円
弁護期間が10日の場合は
2〜3回目 2万0000円
4回目 1万0000円
5回目 6000円
6〜7回目 4000円
8回目以降 0円
弁護期間が20日の場合は
2〜5回目 2万0000円
6回目 1万0000円
7回目 6000円
8~15回目 4000円
16回目以降 0円
被告人国選の基本報酬は
6万6000円〜7万7000円
被疑者国選から担当している場合は
9000円〜1万2000円
佐藤のスケジュールは こんな↓
だから佐藤は貧乏
でも
半グレ獅童の度々の依頼は断り続ける
佐藤は翼から人探しを頼まれる
断る
佐藤はザンギを揚げる
翼と食べる
ザンギは北海道の鶏の竜田揚げ
鶏の唐揚げじゃあない
竜田揚げと唐揚げの違いは
下味を付けてから揚げるのが竜田揚げ
下味を付けずに揚げるのが唐揚げ
*
翼が持って来た 走りの筋子を漬ける
筋子の走りは9月頃
いくらの旬は9月、10月
走りの いくらは皮が柔らかい
*
翼は人生をやり直す為釧路を出る
*
10月11日
佐藤は息子の結婚式に出る為
釧路駅発おおぞらに乗る
東京までは乗り換え乗り換え12時間45分
釧路空港から飛行機で行けば 断然早いですよ
浮気したら
浮気相手に自殺されて
立ち直るのに25年も掛かっちゃった
落ち込んだ時の終点は
やっぱり釧路だよね
立ち直ったら
やっぱり釧路を去って
南に行きたくなるよね
2015年 日本映画 111分
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