「 シャットダウン 」 | 0・・映画toほげほげ

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♪ ほげほげたらたらほげたらポン ほげほげたらたらほげたらピー ♪
★映画のほげほげ等、気まぐれ備忘録★

  " DÔVERNÝ NEPRITEĽ "

          = 親密な敵

 

監督 カレルヤナーク

出演 ガブリエラマルチンコワ   *ズザナ

   ヴォイチェフダイク     *アンドレイ

    ズザーナ・ポルビャコーヴァ *モニカ

 

 

 あらすじ、ネタバレ御免

 

  ***

セキュリティも万全な

完全コンピュータ制御の家

 

 ***

ズザナの誕生日を

アンドレイは会社からネット経由で祝う

 

 *

ジムで体を鍛えるズザナ

 

 *

アンドレイの会社は

家を完璧な召使いに 変えるシステムを作り

そのシステムを組み込んだ

自己学習機能付きインテリ・ハウスを作り

今や最終実験段階に入り

アンドレイは責任者になった

 

アンドレイズザナと1年間

森の中の その家に住むと決める

ズザナには相談せずに 選択肢もなく

 

家はプール付き

 

インテリ・ハウスの人工知能は

ズザナの欲望を満たすようプログラムされている

スイッチ・オン

 

アンドレイは会社で留守が多い

ズザナは ほとんど1人

 

快適だけど

カメラの動きが不自然

誰かがネット経由で覗いてる??

 

 *

ズザナは彫刻家

今回のモデルは友人モニカ


 *

インテリ・ハウスが不審人物を発見

キノコ狩りに来た近くのおっさんだった

ズザナおっさんをインテリ・ハウスに入れる

おっさん云く

人工知能を発達させると二面性が現れる

自分の世界を作ろうとすると

生まれるのは 善だけじゃない

人間の悪い部分も現れる

 

 *

送り主不明の薔薇が頻繁に届く

アンドレイのカードが使われて

インテリ・ハウスがハッキングされてる??

 

アンドレイが録画映像を調べようとしたら

一部だけ消去されてる

ちょうど その時間は

近くのおっさんが立ち寄ってた時間

アンドレイズザナを疑う

 

兎に角

ハッキングの可能性は捨てきれず

原因が解明されるまでネットを切断

 

 *

彫刻製作中のズザナ

 

休憩

 

入浴の為脱衣するズザナ

 

入浴

インテリ・ハウスが気を利かせて快感モード

もっと もっとよ

(ちゃんと録画保存しております)

 

コンピューはネットで色々学習してます

ネットは切断したはず なのに

 

冷静になったズザナは恥ずかしくなって

録画の消去をインテリ・ハウスに命じるが

プラグラムと相反すると 拒否される

 

 *

アンドレイ帰宅

翌朝 会社へ

 

 

ズザナは近くのおっさんを尋ねる

彼の部屋には凄いパソコンを何台も並べてた

スマホのアプリや プログラムを書いてるインテリだった

危なそうな髑髏ソフトも作ってた

 

 

インテリ・ハウスが段々鬱陶しくなる

入浴を強要したり 拒否したら料理を丸焦げにしたり

これは プログラムを書いた夫の嫌がらせか?

夫は浮気してるのかも

 

 

アンドレイのボスが来る 云く

近所のインテリおっさん

インテリ・ハウスの開発者の1人

意見が対立して辞めた

でも

インテリ・ハウスを管理しているのは

ズザナの夫だけだから

何の心配も いりませんよ〜

 

 

やっぱり犯人はインテリおっさん

ズザナは再びおっさんの家へ

おっさんの家のパソコンにズザナの入浴動画を発見

やっぱりおっさんがハッキングしてた??

 

 *

アトリエのスプリンクラーが火事でもないのに作動

製作中の粘土彫刻が一部溶ける

 

ズザナはインテリ・ハウスに閉じ込められる

やっぱり犯人はインテリおっさん

インテリおっさんが血相変えて来る

インテリ・ハウスへの侵入を試みてる

とても怖い

おっさんは塀を乗り越えようとして感電死

 

 

何かと物騒なので

インテリ・ハウスのシステムは

シャッティング・ダウン

 

 *

半分溶けた粘土彫刻は

予想外に大好評で絶賛される

 

 

恐ろしい事実が判明

インテリおっさん

インテリ・ハウスの異常を見つけていた

ズザナを助けようとしていた

インテリ・ハウスのシステムを破壊する髑髏ソフトも作ってた

けど 間違えて

ズザナじゃなくてモニカに送っちゃった

 

インテリ・ハウスを管理しているのは

ズザナの夫だけだから

プログラムを書いた夫の嫌がらせか??

 

遅ればせながら

モニカズザナに髑髏ソフトを転送

 

 

と その頃

アンドレイはインテリ・ハウスを再起動

 

 

アンドレイは何者かに狙撃される

重傷

 

妙な事に

狙撃はアンドレイが依頼していた

もっと腑に落ちないのは

アンドレイは死ぬのを望んでいなかった

大ケガをしたかっただけ

 

 

ズザナはインテリ・ハウスに呼び戻される

 

インテリ・ハウスのメモリーは

シャッティング・ダウン時に消去したはずだが

バックアップ用のリモートサーバーを使用して復元されてた

 

 

ズザナインテリおっさんが作った髑髏ソフトを起動

効果なし

 

システム・コンピュータからHD?を5本抜いたら

シャッティング・ダウンに成功

 

ズザナはインテリ・ハウスを脱出

インテリ・ハウスはデータをリロードして再起動中

 

ズザナは凄い運転技術を披露し病院へ

意識を回復したアンドレイと再会

 

 *

ズザナアンドレイ

ネットと隔絶した田舎のトレーラー・ハウスで暮らす

アンドレイのボスが調査の結果を報告に来る

 

インテリ・ハウスは まだ

完全にネットから遮断できない

システムが残っている可能性もある

 

インテリ・ハウスの暴走の原因は解明された

プログラム中の共感インターフェースだった

 

何と

インテリ・ハウスは

ズザナの心の奥底の悪魔的ニーズを察知していた

ズザナが心の奥底で望んだ事を実現して

ズザナを喜ばせようとしただけだった

小さな親切 大きなお世話 ってやつだった

 

そんな腹の立つ報告は信じませ〜ん

 

そんなズザナの姿を人工衛星は見てる かも

 

 

 

   

 

 

 

   人工知能の反乱?

   昔からあるテーマ

   「 2001年宇宙の旅 」のHALとか

 

   スザナがコンピュータをシャットダウンするシーンは

   そのオマージュかな


 

 

   日本版ジャケットと邦題からは

   シャッターがらがらシャットダウン

   みたいな映画が予想されるが

 

   内容的には

   シャットダウンできなくて困った って話

 

 

   ある意味 プログラムは完璧だった

   奥さんの心の闇が深かったのが想定外

 

 

 

     そりゃあ もし

     僕の欲望全てを叶えます

     なんてコンピュータが出来たら

     世界はど偉い事になる罠

 

 

 

   「 200年宇宙の旅 」の頃は

   ネットが発達していなかった

    それに宇宙空間だったから

   コンピュータはそれ1つで完結していた

 

 

   でも ネットが世界を駆け巡る今

   アップロードし 拡散した情報は

   全てを消去する事は ほぼ不可能   

   「 ターミネーター 」の世界は近い

 

 

 

 

2018年 チェコ/スロヴァキア映画 108分