「 ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書 」 | 0・・映画toほげほげ

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♪ ほげほげたらたらほげたらポン ほげほげたらたらほげたらピー ♪
★映画のほげほげ等、気まぐれ備忘録★

  " The Post "

 

 スティーヴン・ピルバーグ

出演 リル・トリープ    *シントン・スト発行人

   ム・ンクス      *シントン・スト編集主幹

   ブ・デンカーク    *シントン・スト編集局次長

   ブルース・リーンウッド *クナマラ国務長官

   シュー・ース     *ルズバーグ軍事分析家

     ジェシー・レモンス  *シントン・スト顧問弁護士

      マイケル・タールバーグ *N.Y.タイムス編集局長

 

 

 ハウギア省 ベトナム 1966

 

前線へ向かう準備をする米軍兵たち

大使館関係者のニエル・ルズバーグ(35歳)

戦況を調べるため従軍

 

 *

ベトナム視察を終えた政府専用機で

ジョンソン大統領に"戦況は改善"と報告したボブ・コウマーと

意見が対立するロバート・クナマラ国務長官(50歳)

ルズバーグを呼び意見を聞く

ルズバーグは泥沼のままと報告

 

10万の兵力を追加して改善しないなら悪化も同じ

 

 *

帰国後の記者会見で

クナマラ国務長官は戦況は改善と報告

 

 *

ルズバーグはランド研究所から

合衆国 - ベトナム関係1945 - 1967の最高機密文書を

無断で持ち出しコピー

 

  *

 ワシントン、コロンビア特別区 1971

2年前に自殺した夫から引き継ぎ

シントン・ストの発行人にっなった

ャサリン・ラハム(55歳)

経営改善のため株式公開を控え

準備に追われ緊張を強いられる日々

 

ルデマン首席補佐官から電話

クソン大統領の長女の結婚式では

シントン・スト記者ジュディス・ーティ(33歳)を締め出す

ュディスは大統領の次女の結婚式をブチ壊した

 

ラハム

シントン・スト編集主幹(50歳)ン・ラッドリーと会い

最近 辛辣な記事が多いと不満を漏らす

ラッドリーはとやかく言われたくない

政治家の"検閲"も許したくない

 

 *

シントン・ストのライバル N.Y.タイムス

編集局長エイブ・ーゼンタール(49歳)

ーハンから極秘記事が届く

 

 *

ラッドリー編集主幹が気になるのは

N.Y.タイムスの記者ニール・ーハン(35歳)

有能な記者なのに3ヵ月間 記事を 1本も書いてない

特ダネを つかんでいるに違いない

 

 *

N.Y.タイムス

ベトナム調査の機密文書が載る

大スクープ

クナマラコクム長官は5年も前から

ベトナムでの戦況が

悪化していることを認識しながら隠していた

 

 *

シントン・ストにも 匿名の人物から

ベトナム調査の機密文書が100ページ以上届く

これでシントン・ストも記事が書ける

と喜んだのもつかの間

N.Y.タイムスに先を越される

 

シントン・ストは新たな機密文書の入手に奔走

編集局次長ン・グディキアン(51歳)

以前ランド研究所に勤務しており

リークしたのはルズバーグだろうと睨む

 

 *

クソン大統領は司法長官を通じ

N.Y.タイムスに記事の差し止めを要求

N.Y.タイムスは聴問会まで掲載を控えると発表

 

シントン・ストの発行人ラハム

ラッドリー編集主幹に機密文書の掲載はもうを諦めろと指示

でも

ラッドリーは諦めない

 

 

グディキアンルズバーグと接触

彼が数ヵ月かけてコピーした機密文書は47巻

秘密工作 債務保証 不正選挙

ジュネーブ協定違反 議会や国民への嘘

勝てないと知りながら 若者を戦場へ送った

大統領は自分の任期が終わるまで敗北を先送りしたかった

 

グディキアンは4000ページ分を持ち帰る

 

N.Y.タイムスは これらの機密書類を3ヵ月かけて文書を精査し

2回 触りの部分を掲載したところで

待ったがかかり中断している

 

ラッドリー編集主幹は1日で整理し記事にするつもり

 

 

機密文書の掲載は

スパイ活動法違反に問われる可能性あり

弁護士は猛反対

取締役会長も猛反対

 

発行人ラハムはマクナマラ国務長官とは友人

彼を追い込む記事の掲載を躊躇う

直接 意見を聞く

クソンは悪質 取り巻きが卑劣

掲載すれば 汚い手を使って君(ラハム)を破滅させるだろう

 

 

ラハムは掲載の決断を迫られる

全員投獄されるかも

シントン・ストは潰されるかも

 

そして

6月18日の朝刊・・・

 

 

 

   

 

 

 

   原題は ザ・ポスト

   主役は最高機密文書 ではなく 新聞社

 

 

   実話を基に

   米軍のベトナム戦争からの撤退のきっかけを作った

   極秘文書のスクープ記事掲載の裏側を描き

   言論の自由 報道の自由を問う

 

 

   邦題から想像されるのとは

   内容が違ってた

 

 

   報道が仕えるべきは統治者ではなく国民だ

   ただ

   売り上げ 視聴率を重視し

   民衆が喜びそうなネタばかり報道するのは

   本末転倒である   

 

 

   福島原発事故の後

   全てのテレビ局が

   直ちに人体に影響はありません

   と言い続けた のは 僅か8年前

 

   嘘と知りつつ報道する姿勢は

   何も変わっていない      

 

 

     ランド研究所Research ANDevelopmentは

     1946年に

     軍の戦略立案と研究を目的とし設立され

     今も活動を続けている

 

     スタンリー・キューブリックの1964年公開映画

     「 博士の異常な愛情 」の異常愛博士は

     ランド研究所の研究員がモデルとされている

 

 

   この1年後

   ウォーターゲート事件が起こり

   1994年 ニクソンは辞任に追い込まれる

 

 

 

 

 

2017年 アメリカ映画 116分 製作費5,000万ドル