「 眉山 」 | 0・・映画toほげほげ

0・・映画toほげほげ

   
  
♪ ほげほげたらたらほげたらポン ほげほげたらたらほげたらピー ♪
★映画のほげほげ等、気まぐれ備忘録★

  "  "

 

監督 犬童一心

原作 さだまさし

出演 黒瀬真奈美

   大沢たかお

     山田辰夫

     松嶋菜々子 *大人になった真奈美

   宮本信子

      野波麻帆

 

 

 あらすじ、ネタバレ御免

 

  ***

14歳の真奈美(昭和47年生れ)は阿波踊りの夜

母が踊りながら泣いているのを見る

 *

  *

大人になった真奈美は東京の旅行代理店に勤め

部下に厳しい上司になった

 

6月

辰夫叔父さんから母が入院したと連絡を受け徳島に帰る

(290m)もお出迎え

 

 

母信子は膵臓癌 肝臓にも転移している

肺にも多発している ほぼ全身に転移している

夏まではもつでしょう 1年もつかはかなり微妙

 

 

母に啖呵を切られる看護師麻帆さん

信子は気が短く

言いたいことは ずけずけ

芝居がかって人を食ってる

母は昔から自分勝手だった

 

辞めたくなった看護師麻帆は大沢医師に相談

年寄り相手はベッドが空くまでの辛抱

我慢 我慢

 

 

真奈美は辰夫叔父さんの居酒屋へ飲みに行く

  *

 *

真奈美が中学生の頃(昭和61年)

信子も小料理屋をやっていて かなり繁盛していた

 

家は父の位牌も写真も一枚もなかった

母は死んだと言うが

本当に死んだのか 真奈美は疑問

問いただしたら 母は愛人だった

 

真奈美は眉山から眺める海が好きだった

 *

  *

頂上まではロープウェイで行ける

 

平成16年7月 真奈美(32歳)

東京へ帰り 母が 死んだと言い続けた父に会う

 

 

信子の病状が進む 集中治療室に入る

真奈美 徳島に戻る 落ち込む

眉山だって曇ってる

 

もう一度阿波踊りを見せたい

医者は反対するけど 死んでもいいから見せたい

阿波踊りは8月12日から

 

 

阿波踊当日

眉山も見てる

 

信子も車椅子で見に行く

夜目遠目笠の内

最後は揉めに揉めた総踊り

 

父も東京から見にくる

連を挟んであっちとこっち

30年ぶりに見つめ合う父と母

これが今生の別れでございます

 

母の遺体は母の希望通り

医大生の解剖実習用に献体

 

 二年後

真奈美は名字が大沢になりました

めでたし、めでたし

 

 

 

   

 

 

 

   眉山はどこから見ても眉に見える

 

 

 

   踊る阿呆に見る阿呆の不倫の話

   不倫で作った子供が主役

 

 

   恋する阿呆に恋せぬ阿呆

   同じ阿呆なら恋せな損損

   えらいこっちゃ えらいこっちゃ

 

 

   ツッパる母さん

   愛人でも幸せでした

 

   死ぬ時くらいは 娘に胡麻擦っとこ

   それが せめてもの母の愛

 

 

 

 

 

2007年 日本映画 120分