「 アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル 」 | 0・・映画toほげほげ

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♪ ほげほげたらたらほげたらポン ほげほげたらたらほげたらピー ♪
★映画のほげほげ等、気まぐれ備忘録★

  " I, TONY "

 

監督 クレイグ・ガレスピー

出演 マーゴット・ロビー    *トーニャ

   セバスチャン・スタン   *トーニャの元夫

   ジュリアンヌ・ニコルソン *トーニャのコーチ

   アリソン・ジャネイ    *トーニャの母

     ボヤナ・ノヴァコヴィッチ *トーニャのコーチ

     ケイトリン・カーヴァー  *ナンシー・ケリガン

 

  ***

 皮肉ではなく

 激しく矛盾するが

 トーニャ・ハーディングとジェフ・ギルーリーの

 完全に本当のインタビューを基にしている

 

 

 ラヴィナ・ハーディング

 トーニャ・ハーディングの母

トーニャは4番目の夫との5人目の子

あんなに手をかけてやったのに

娘は私を"怪物"と呼んだわ

 

 ダイアン・ローリソン

 トーニャ・ハーディングのコーチ

すごく愛されるか 嫌われるか

トーニャは アメリカ人そのものだった

 

 ショーン・エッカート

 トーニャ・ハーディングの元ボディーガード

元々はジェフとトーニャがナンシーを消したがってた

それで俺が彼女の望みを叶えてやった

 

 ジェフ・ギルーリー

 トーニャ・ハーディングの元夫

27歳で俺はアメリカで最も嫌われる男になった

ヒゲ面時代のことは 謝っても謝り切れない

 

 トーニャ・ハーディング

 元五輪フィギュア選手

私はトリプルアクセルを成功させた 初のアメリカ人女性

人が持つ私のイメージなんて クソ喰らえだわ

   *

  *

 ポートランド、オレゴン

  40年前(1974年)

初心者のトーニャ4歳を母ラヴィナ

無理やりダイアンコーチに押し付ける

 

練習には必ずママが付いて来た

ママはコーチより厳しかった

 

トーニャは半年後には 初の大会で優勝

他のガキ供も驚いた

 

12歳でトリプルルッツに成功

両親が離婚

 

 

母のスパルタ教育のお陰で

気の強い女性に成長した15歳のトーニャ

 

ジェフと練習中にリンクで出会う

 ショーン・エッカートはジェフのダチだった

ジェフが初めてのデートの相手だった

ママもついてきた

 

ジェフはDV野郎だったが

トーニャも負けてはいなかった

 

 

 12ヵ月後

 1986 スケートアメリカ

 ポートランド、メイン

思ったより点数が悪い

審査員に食ってかかる

レズビアンの男役みたいだから

 

トーニャは実家を出てジェフと住む

 

1990年

ジェフと結婚

若気の至りだった

 

 

バックで滑って 前を向いて左足で踏み切って

空中で3回転半

右足のアウトエッジで後ろ向きで着氷

 1991 全米選手権

 ミネアポリス、ミネソタ

トーニャ20歳

トリプルアクセルを成功させる(女性では伊藤みどりに次ぎ2人目)

本物のトーニャ

トーニャは初優勝

トーニャのコーチ ドディ・ティーチマンも大喜び

 

 

世界選手権で2位

 (優勝はクリスティー・ヤマグチ、3位はナンシー・ケリガン)

スケートアメリカで優勝

この年が最高にノッてる時

 

 

ナンシーとトーニャは友達だった

 (ナンシーはトーニャの1つ年上)

ツアー中は同室の時もあった

でもマスコミがナンシーを姫に トーニャをクズに仕立てた

 

 

 アルベールビル フランス

 1992 冬季オリンピック

トーニャはトリプルアクセルを失敗し4位

(金クリスティー・ヤマグチ、銀伊藤みどり、銅ナンシー・ケリガン)

伊藤みどりはトリプルアクセルを成功させた

 

トーニャはジェフと離婚

その後も付き合いは続く

 

 

トーニャは再びボヤナ・コーチの指導を受け猛練習

 

1993年 成績は振るわず

 

そして

あのクソ事件が起きる

 

 1994年 デトロイト

 全米選手権

 1月6日、公式練習

この大会はリレハンメルオリンピックの選考会を兼ねていた

練習を終えたナンシーは廊下で襲われる

彼女は膝を殴打され全米選手権を欠場

 

 1994、1月7日

  (翌日)

 1994年全米選手権

 デトロイト、ミシガン

トーニャは優勝

 

オリンピッヘの切符を手に入れる

 

襲った男は数々の証拠を残し

ショーン・エッカートとの関係が明らかになり

更にジェフ・ギルーリーとの関係が明らかになる・・・

 

 

 

   

 

 

 

   ナンシー・ケリガン襲撃事件に関与した?

   フィギュアスケート選手トーニャ・ハーディング

   私生活と事件の真相?を描く

 

   インタビューを基にしている

   と唱ってはいるが

   本人のインタビュー映像はない

 

   それでも

   かなりの部分

   本当かなと思わせる説得力がある

 

 

 

   人の性格は 半分が遺伝 半分が家庭環境

   結局は 全てが親の責任

 

   この世に生まれた以上

   善かれ悪しかれ

   親の影響からは逃れられない

 

 

 

   大きな話題になった事件だが

   史上最大のスキャンダルとは大袈裟

   政治スキャンダルなど

   世界をもっと揺るがしたスキャンダルは

   山ほどある

 

   トーニャ・ハーディング と言えば

   プライベート・ビデオの流出の方が記憶に残っている

     このビデオは近所の裏レンタル屋にも出回っていた

 

 

 

   ナンシー・ケリガンも  

   リレハンメルオリンピックに出場し

   銀メダルを獲得

   トーニャ・ハーディング

   靴紐がなんだかんだのすったもんだの末

   8位だった

 

 

 

 

 

2017年 アメリカ映画 120分 制作費1,100万ドル

 インディペンデント・スピリット賞 助演女優賞、編集賞受賞

 放送映画批評家 助演女優賞、コメディ映画女優賞受賞

 アカデミー賞 助演女優賞受賞

 ゴールデン・グローブ 助演女優賞受賞

 

 

 

リレハンメルの次が長野オリンピックで

その時の負のレガシーは

今でも県民の負担になっている