「 みんなのいえ 」 | 0・・映画toほげほげ

0・・映画toほげほげ

   
  
♪ ほげほげたらたらほげたらポン ほげほげたらたらほげたらピー ♪
★映画のほげほげ等、気まぐれ備忘録★

  " んなのいえ "

 

監督 三谷幸喜

出演 唐沢寿明

   田中邦衛

   田中直樹

   八木亜希子

    白井晃

    野際陽子

    吉村実子

 

 ***

ペット禁止のマンションで

必死にペットのゴジラを隠す住人

 *

直樹(30歳)はテレビの台本作家 この落ちはどうも

亜希子と2人暮らし

直樹は台本書き

 

 *

2人で空き地を見に行く

ここに家を建て

これから ずっと住むつもり 田舎の方だけど

直樹は台本の打ち合わせ

 

  ***

 すべては 設計から始まる。

設計は誰に頼もうか

亜希子の父邦衛は大工の棟梁だが設計は出来ない

父の知り合いは爺さんばかり センスが古い

直樹は台本の打ち合わせ

 

インテリア・デザイナーの唐沢くんはどうかしら

 唐沢くん亜希子との大学の後輩

本業は家具屋さんだけど 店のデザインもやってる

直樹は台本の見直し 正直設計は誰でもいい

 

亜希子直樹唐沢くんに会い 設計を頼む

直樹は台本の打ち合わせ

 

唐沢くんは家の設計は初めてで

建築士の免許も持ってないので登記が出来ないけど

 

 

亜希子は建築を父邦衛に頼む 

無骨な父は言葉にこそしないが

実子には相当喜んでるのが判る

 

 *

ペット禁止のマンションで

必死にペットの火星人を隠す住人

 *

直樹は悩む この落ちはゴジラより悪い

 

  *

 屋根がおおきければ、雪も多く積もる。

 

唐沢くんは基本デザインを作る

亜希子は大いに気に入る

 

邦衛に見せる

 邦衛は建築士だけど二級 登記が出来るのは一級

 知り合いの一級建築士白井ちゃんに同席を頼む

建築基準法違反で問題外

 

 *

唐沢くんは書き直して法律上の問題をクリア

したにはしたが 邦衛の目からは問題あり

 大黒柱を建てる位置がない

 玄関ドアが内開き

  (敷地の広い米国では多くが内開きだが 日本はほとんどが外開き)

 

  *

 本当に気に入った家は、三軒目に建てた家。

 

直樹の母陽子は風水師

土地を見つけたのも彼女

 玄関は東向きはだめ

 書斎は北西がいい

 キッチンは南

 寝室は西がベスト

 1階にもトイレは必要 (風水関係なく老後には絶対必要)

 南に池を作るのがいい (しょんべん小僧を置けばもっといい)

 

 *

邦衛唐沢くん、白井ちゃん直樹は設計を練り直す

1階にトイレを作るか作らないか

便所は北側と相場が決まってる

が 唐沢くんは南に作ると主張

 

地均しが始まる

未だ設計図は検討段階

日本の木材は尺で切られてるのに

唐沢くんの図面はinchで書かれてる

 

  *

 人は自分に似た家を建てる。

予定を大幅に遅れて設計図完成

 

 地鎮祭

 

コンクリート基礎 完成

最高の木材は邦衛が集めた

上棟までは1週間

 

 上棟式

 

設計図と ちょっと違う

邦衛が勝手に和室を広くした

 

  *

 安土城も 凱旋門も 作ったのは、建築家と大工。

内装は邦衛唐沢くんに任せる

和室は聚楽の予定

壁の色も その場で決める

照明もその場で決める

揉める

現場では設計士より棟梁が偉い

 

 

 

  *

 建築中に雨が降るのは いいことなんだ、

 家が根付くっていってな。

  *

 お披露目

 

 

 

   

 

 

 

   家は頑丈なのが一番

 

 

   年取ってからの事も考えた方がいい

   30年、40年あっという間

   70過ぎたら 色々問題が出る

   立てない 歩けない 座れない

   かといって

   もう1回家を立て直すのは大変


   若くして家を建てるにしても

   子供が独立したら

   1階だけでも住める設計が望ましい

 

   和室は多目的に使えるので便利

   僕は好き

   でも 足腰が悪くなると使いづらく

   年寄りには考えもの

 

   独立した広い客間は

   普段使わず締め切る事が多いのでもったいない

 

 

   何かの本で読んだが

   サザエさんの家は理想に近いとか

 

 

   窓は 南と東に広くとるのが一般的

   でも

   安曇野で景色がいいのは西と北

   窓の位置が悩ましい

 

 

 

 

2001年 日本映画 115分