「 リメンバー・ミー 」 | 0・・映画toほげほげ

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♪ ほげほげたらたらほげたらポン ほげほげたらたらほげたらピー ♪
★映画のほげほげ等、気まぐれ備忘録★

  " COCO "

 

監督 リー・アンクリッチ

 

 

サンタ・セシリア(メキシコ)に住む少年ミゲルは呪われている

 

ミゲルのひいひいおじいちゃんはミュージシャンだった

ひいひいおじいちゃんは世界中で歌う夢があり

ギターを手に家を出て 二度と家に戻らなかった

 

ひいひいおばあちゃんのイメルダは

音楽のすべてを 人生から閉め出し

ひいおばあちゃんのココを育てるため靴職人になり

1921年に靴屋を開業した

ひいおばあちゃんのココにも靴作りを教えた

ひいおばあちゃんのお婿さんにも靴作りを教えた

おじいちゃん、おばあちゃんが生まれ商売も広がった

 

 

そして今日11月1日は

ディア・デ・ロス・ムエルトス "死者の日"

年に1度 ご先祖様が あの世から帰ってくる日

祭壇に写真を飾ると魂がこの世に渡って来られる

飾ってないと来られない

ひいひいおじいちゃんの写真は...

ご先祖様が迷わぬよう

マリーゴールドの花びらを祭壇まで敷き詰める

 

 

現在のひいおばあちゃんココ

高齢で呆けが進んでる

 

家族の実権を握っているのは おばあちゃん 

ひいひいおばあちゃんが決めた掟をしっかり守ってる

音楽は絶対禁止!

歌も楽器も 奏でるのも聞くのも禁止

マリアッチとの接触も禁止

 

おばあちゃんに絶対服従のパパとママ

 

でも

ミゲルは音楽が大好き

憧れるのは

エルネスト・デラクルス

地元出身のメキシコ史上 最も敬愛される歌手

ミゲルが一番好きな彼の曲は リメンバー・ミー

デラクルスは絶頂期の1942年

セットの鐘の下敷きになって死んだ

 

 

物語に関係ないけどメキシコにもピザ・プラネットはある

 

メキシコの民芸品アレブリヘ 物語に関係ないけどこの中にニモもある?

 

物語に関係ないけど右側にウッディやバズなどの人形が掛かってる

 

ミゲルに懐くメキシカン・ヘアレスドッグのノラ犬ダンテ

 

ミゲルも歌手になりたい

密かにギターも練習している

更に

ひいひいおじいちゃんが 家を出る前

デラクルスが有名になる前から

彼と同じギターを持っていたと判明

ひいひいおじいちゃんの顔はひいひいおばあちゃんが破いた

 

ミゲルはひいひいおじいちゃんがデラクルスに違いないと思う

今夜開かれる 死者の日の音楽コンテストに出ようと決める

家族にバレ ギターはおばあちゃんに壊される

 

ミゲルは町のデラクルスの祭壇から 彼のギターを盗む

その罪により

ミゲルは生きながらにして あの世へ

ノラ犬ダンテも(祭壇の肉を食べたから?)(魂のガイドだから?)

あの世では

アレブリヘも生きている

 

ミゲルはご先祖様に会う

家族再会の案内所へ 連れて行かれる

物語に関係ないけど古いMacとドアにA113の文字

ひいひいおばあちゃんイメルダに会う

ミゲルが祭壇から写真を落とし今も持ってるから

イメルダは この世に行けない

 

家族の許しを受ければ

ミゲルは この世に帰れる

ミゲルが この世に帰れば祭壇に写真が飾られ

イメルダも この世に行ける

 

イメルダはミゲルに許しを与える

但し

2度と音楽はやらないこと

 

そんなのいやだ

 

イメルダはがそう言えば

他のご先祖様も右に倣え

 

こうなれば

ひいひいおじちゃんに頼むしかない

ひいひいおじいちゃんはデラクルスに違いない

 

ミゲルはイメルダたちから逃げ

デラクルスを探す

でも

デラクルスは あの世でも有名人で忙しい人

簡単には会えない

 

 *

誰も祭壇に写真を飾ってくれないので

三途の橋を渡れない男ヘクター

彼も歌手で生前デラクレスの師匠だったとか

ヘクターは自分の写真を この世に届けて欲しい

ミゲルのデラクレス探しを手伝う

 

 

アレブリヘのペピータにミゲルを探させるイメルダたち

 

 

あの世にはルクソーJr.のボールもある

 

あの世にはフリーダもいる

 

あの世にはトトロみたいなアレブリヘ もいる

 

あの世にはエル・サントもいる

 


 

ヘクターには悩みがもう1つ

この世に 覚えてくれている人が誰もいなくなると

その人は あの世からも永遠に消え2度目の死を迎える

 

最近ヘクターは体が消えかけてる・・・

 

 

 

   

 

 

 

   菩提寺の和尚が

   父の新盆のお経をあげに来た折に

 

   先日 娘 に無理やり連れて行かれ

      ↑和尚の娘は僕の息子と同い歳で25歳

   「リメンバー・ミー」を見たが

   メキシコにもお盆と同じ行事があるとは驚いた

   予想外に素晴らしかった

   ご先祖様を思う気持ちは どこも一緒ですな

 

   と、雑談のような説教をしていった

   それを聞いた母が そんなにいい映画なら見たいと

   言ってはいたが 僕は聞き流していたが

 

   父の初彼岸で帰って来た姉が

   お袋があんなに見たいと言っていたんだから

   借りて来てあげなさい、と

 

   そんな訳で

   お墓参りをした後に家族でDVDで鑑賞した次第

 

 

   お袋はストーリーより

   なぜ人形が動くんだ? と

   初めて見るCGアニメにびっくり

   姉が 一コマづつちょっとづつ動かして撮る

   と、適当にデタラメな説明

   おいおい、姉貴はピクサー映画を何本か見てるだろ

   これはストップモーションじゃないよ

 

 

   途中寝てしまったお袋の感想は

   よく分からない映画だったけど

   死者の国はこの世より綺麗で楽しそうだった

 

   母はハンサムなひいひいおじいちゃんと

   美人のひいひいおばあちゃんを期待していたらしい

 

 

   ご先祖様も大事

   音楽も大事

   両方大事

 

   もしもビタミンみたいに

   本当にあの世があるのなら

 

 

 

 

 

2017年 アメリカ映画 105分 制作費17,500万ドル

 アカデミー賞 長編アニメ賞、歌曲賞受賞

 放送映画批評家協会賞 長編アニメ賞、歌曲賞受賞

 NY批評家協会賞 アニメーション賞受賞

 ゴールデン・グローブ アニメーション作品賞受賞