" LUMIÈRE! "
監督 ティエリー・フレモー
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ルイとオギュストの リュミエール兄弟は
"動く写真"を理想とし
1895年 シネマトグラフを発明した
同年3月19日
「リュミエール工場の出口」を撮影
1. まず初めに
シネマトグラフは 長さ17m 幅35mm 1本50秒
ギャグを活かした世界最初の喜劇映画(1895年製作)
2. リヨン リュミエールの街
3. 幼年時代
4. 働くフランス
5. 楽しむフランス
6. パリ 1900
最初の有料上映会は1895年12月28日に催された
7. 世界は近い
1896年シネマトグラフを毎晩上映していた
↓ ヴェンタースに感銘を与えた作品
ドイツに於けるシネマトグラフ初上映館
ボスポラス海峡の欧州側からトルコ最大の街(イスタンブール)を撮影
イスタンブール出身のエリア・カザンが場所を特定した
アメリカでの撮影に商売敵のエジソンは国外追放を画策した
8. 喜劇の要素
(別バージヨン)
早野凡平が同じ芸で売れた
9. 新たな世紀
動く歩道は1970年の大阪万博でも話題になった
9. すでに映画
10. また近いうちにリュミエール
ロイ・フラーへのオージュ
ベトナム1900年撮影
キネマスコープとのいざこざを風刺
映画フィルムの原型
ロール・フィルムが発明されたのが1884年
この発明を買い取ったのが
他人の発明を自分の名で売り出して
金儲け儲けをしていた エジソン
それを エジソン研究所の所員に改良させ実用化し
1893年 に発売したのが
箱の中に映像を移し
穴から覗く "のぞきからくり"
穴の中では下着姿の女性が動き回っていた
エジソンは
大勢に映像を見せる映写機には
興味を示さなかった
一度に100人が見せられる機械より
一人づつに見せた方が100倍売れる
エジソンは
自社の商品を多く売る事以外 興味がなかった
一方
1895年リュミエール兄弟が
独自の撮影カメラを発明
(エジソン社の技術を真似た ともいわれたが)
また大型映写機も発明
(こちらは間違いなくオリジナル)
映画がスクリーンで楽しめるようになり
ここに 映画の歴史が始まる
本作は
1895年(明治28年)〜1905年の間に
ルイ・リユミエールと彼の カメラマン達が撮影した
1422本のシネマトグラフの映像の中から
108本を当時の比率 1.33のまま 修復し
音声解説を付けて2016年に公開された作品
内容は
世界各地の風景を撮した作品や
脚本・演出を行ったコントなど
バラエティーに富む
120年前へ タイムスリップしたような気分
現在のリュミエール工場の出口跡
2016年 フランス映画 90分
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