" 少林寺拳法 "
監督 鈴木則文
出演 千葉真一 *宗道臣
中島ゆたか
北林早苗
森秋子
星野みどり
志穂美悦子
丹波哲郎 *警察署長
日本少林寺拳法総本山
夏休みとか春休みとかには全国から学生が合宿に来る
***
昭和二十年 (1945)
中国大陸
道臣(34歳)は日本軍の情報工作員、拳法の達人
大日本帝國は負ける、無条件降伏
昭和二十一年 (1946)
道臣(35歳)帰国、大阪に住む
ゆたかと出会う
道臣は喧嘩っ早いので
ちょくちょく留置所に入る
警察署長から 大阪を離れないと死刑だと脅される
昭和二十二年 (1947)
香川県多度津
道臣(36歳)は道場を開く
女子弟子1号悦子
己の心を負かす それが少林寺拳法だ!!
女子弟子2号みどり
昭和二十三年 (1948)
力をともなわない正義は無力なり
日本少林寺拳法の創始者宗道臣の半生を描いた伝記
内容的には
宗道臣の喧嘩武勇伝
僕も大学の時
1年と3ヶ月だけ少林寺拳法部に所属していた
多度津の総本部にも合宿に連れて行かれた
もう3ヶ月続けていたら黒帯になれたけど
根性がないから1級の茶帯でやめた
千葉真一の少林寺拳法の型は
1級の僕の目から見れば
日本少林寺拳法の型に叶っている
突きとか蹴りとかは
少林寺拳法なのかは微妙
少林寺の突きも蹴りも
基本 振り抜かない
達磨大師はインドから中国に渡り
嵩山少林寺で面壁九年の後
慧可に仏教の真髄を教え禅宗の祖となった
その達磨大師がインドから
武術も伝え少林寺で教えた ってのはかなり疑わしい
少林寺で武術が行われたのは
達磨大師の死後数百年以上後であろう
宗道臣が教えた拳法も少林寺と名は付いているが
中国の少林寺とは関係なく
中国で少林武術と言われるものとも関係ない
1975年 日本映画 87分
・