" 宮本武蔵 "
監督 内田吐夢
原作 吉川英治
配役 中村錦之助 新免武蔵
木村功 本位田又八
木暮実千代 お甲
風見章子 お吟
三國連太郎 宗彭沢庵
入江若葉 お通
丘さとみ 朱美
あらすじ、ネタバレ御免
***
慶長五年(1600年)の九月
天下分け目の関ヶ原の戦は
徳川方の大勝 豊臣方の負けと決った
豊臣方に加わった新免武蔵(たけぞう)(16歳)と友人本位田又八
残党狩りから逃げる途中
死骸から金目の物を剥ぎ取る野伏のお甲と出会う
匿われる
*
故郷美作国宮本村で又八を待つ許婚
七宝寺に身を寄せるお通
故郷美作国宮本村で武蔵を待つ姉のお吟
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お甲と暮らす養女の朱美
又八はお甲と朱美と3人で逃げる(お通はもうどうでもよくなる)
*
武蔵は関所を強行突破し故郷へ帰る
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又八の母お杉は1人で帰って来た武蔵を恨む
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お通にお甲から又八を養子にしたからもう忘れろと手紙が届く
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姫路城の役人が来て武蔵を探す
七宝寺に居候する宗彭沢庵和尚が
(沢庵和尚は沢庵漬けの考案者)
山に籠る武蔵を捕まえる
処分は沢庵和尚に任される
千本杉に吊るして折檻
お通は武蔵を助け逃げる
お杉はお通を恨み成敗の旅に出る
武蔵はまた沢庵和尚に捕まる
沢庵和尚は姫路城主池田輝政と旧知の仲
武蔵は姫路城の開かずの間に幽閉される
書を沢山読む
*
武蔵と別れたお通は街道の茶屋に身を寄せる
五部作の1作目
荒くれの農民武士 武蔵が
沢庵に諭されて
少し人間らしくなるまで
原作は昔読んだ
文庫本で8巻
娯楽小説だから
旅する武蔵と追う女の
すれ違い すれ違い
の 繰り返し みたいな
"五輪書"から想像される武蔵には
なかなか ならない
小説も長かったが
映画も全部見るのは大変
1961年 日本映画 110分
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