" EN MAN SOM HETER OVE "
監督 ハンネス・ホルム
原作 フレドリック・バックマン
出演 ロルフ・ラスゴード
バハー・パール
アイダ・エングヴォル
花屋で割引の仕方がおかしいと文句を言うオーヴェ
ひと束500円、ふた束なら700円。だったらひと束350円にしろ
花束を持って妻の墓に参る
寂しい
***
オーヴェは町の規則違反を細かくチェック
煙たがれる
***
オーヴェ59歳は電車メンテ会社に出勤
16歳から勤続43年
若い経営者に呼ばれ転職を勧められ
クビ
妻アイダの墓に報告
家の中を整理
部屋で首を吊る
家の前に危ない運転の車発見
首吊り中断
注意しに行く
運転していたのは隣に越して来た男
家族はペルシャ人の妻バハ
と2人子供
見かねて車庫入れを手伝う
改めて首を吊る
カーテン閉めるの忘れた
隣に越して来た子供が覗く
首吊り中断
翌朝
町の規則違反を細かくチェック
オーヴェは元区長
町の秩序作りに力を注いだ
注いだのに今の町は有様ときたら
妻アイダの墓参り
近所の愚鈍たちの愚痴
寂しい
部屋で首を吊る
誰か来る
首吊り中断
隣に越して来た子供と夫婦
昨日のお礼とお詫びにペルシャ料理持参
ついでに梯子を貸せのレンジを貸せの厚かましい
妻アイダが懐かしい
思い出す
ここに越て来た時は自分も若かった
改めて首を吊る
思い出す
子供の頃に死んだ母
国産車が好きだった無口で正直者の父
父の突然の死
ロープが切れる
死なず
ホームセンターに苦情を言って
妻アイダの墓参り
粗末なロープの愚痴
寂しい
頼れるのは
父が愛した国産車サーブ
排気ガスをホースで室内に
思い出す
アイダとの出会い・・・
妻に先立たれ
ひとりぼっちになって
死したいほど寂しい老人
ひとりぼっちは
全然幸せじゃない
笑っちゃうほど寂しい
で、原題に"幸せ"の文字はない
"EN MAN" を"ひとりぼっち"と訳すかも疑だが
直訳すると
"オーヴェ という男" Google翻訳を信じれば
内容からすれば
幸せだったけど今はひとりぼっち
ベストセラー小説の映画化で
映画もウェーデン国内で大ヒットした
トム・ハンクス出演で
ハリウッド・リメイクが予定されている
早く死にたいのに
死ぬのが下手くそな
頑固ジジイを描いた
ヒューマン・コメディ
ハンネス・ホルム監督が好きな日本映画は
是枝監督の「 ワンダフルライフ 」
ハンネス・ホルム監督が好きなスウェーデンの本は
アトリットッド・リンドグレーンの「はるかなる国の兄弟」
2015年 スウェーデン映画 116分
ヨーロッパ映画賞 コメディ作品賞受賞
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