" SOPHIE'S CHOICE "
監督 アラン・J・パクラ
原作 ウィリアム・スタイロン
撮影 ネストール・アルメンドロス
出演 メリル・ストリープ *ソフィー
ケヴィン・クライン
ピーター・マクニコル
グレタ・ターケン
あらすじ、ネタバレ御免
***
1947年 終戦の2年後
ピータは 父が"邪悪な北の街"と呼ぶ NYへ旅立った
お金もなく作家になる夢は絶望的
家賃の安いブルックリンに間借りした
上の部屋の間借り人はソフィー(33歳)とケヴィン
2人は
天井が揺れるほど愛し合っていたかと思えば
ピータがビックリするような大喧嘩
ケヴィンは妄想型統合失調症、コカインも常習
ソフィーがお詫びに来る
ソフィーはポーランド人
ケヴィンもお詫びに来る
ピータを朝食に招待
ケヴィンは もうすぐ30歳
ユダヤ人なのにキリスト教徒の娘ソフィを愛してる
2人が初めて会ったのは
彼女のいた収容所が解放された1年半後
*
*
収容所が解放された1年半後
ソフィはアメリカの英語学校に通っていた
骸骨みたいに痩せてふらふらだった
図書館でソフィは倒れ
ケヴィンが介抱したのが初めての出会い
ケヴィンはソフィを自分の部屋に連れて行く
ケヴィンはの兄は医者で彼女は貧血と診断
治療はすぐに功を奏した
*
*
ピータはケヴィンから
自称色情狂グレタを紹介してもらう
でも彼女は
ファック恐怖症だった
*
ケヴィンとソフィーは喧嘩
2人は間借り先から姿を消す
*
ピータは2人を探す
関係者から話を聞いたら
実は、
ソフィーの父はナチスの信奉者だった
有名な反ユダヤ人主義者で
"ユダヤ人隔離"の発案者の1人だった
でも、大学教授だったから殺された
*
荷物を取りに帰って来たソフィーが自分の過去話す
*
*
1938年の冬、父は何週間も
"ポーランドのユダヤ人問題"という演説に取り組んでいた
父が提唱した解決策は "絶滅" "抹殺" だった
ソフィーは夫も子供もいたが
ワルシャワで愛人を作った
愛人の腹違いの姉ワンダは抵抗組織のリーダーだった
その後 愛人はゲシュタポに殺された
そのすぐ後
ソフィーも子供と逮捕されアウシュビッツに送られた
列車が収容所に着くと
子供の1人を選べと強要され
ソフィーの選択 で
娘は焼却炉に送られ抹殺された
息子は子供用の労働キャンプに入れられた
ソフィーはドイツ語が喋れたので所長の秘書になった
息子のその後の消息は不明
*
*
ピータ22歳はソフィーとハメハメし童貞を捧げる
ソフィーは一晩ヤリまくって
ケヴィンの元へ帰り
*
ソフィーはケヴィンと心中
評判にはなった映画だけど
メリル・ストリープが僕のタイプじゃないのと
メリル・ストリープは僕より13歳年上で実年齢より年上に見え
この映画公開当時20代前半の僕には普通のおばさんに見えた
辛気臭そうだったりでずっと見なかった映画
で、今更ながらの鑑賞
前半の登場人物はほとんど3人だけ
会話が多く 話の進展がゆっくりで変化がない
短くまとめれば1/4くらいになりそう
後半はソフィーの暗い回想
そのまま暗い結末
50歳半ばで33歳のメリル・ストリープを見ても
やっぱり魅力を感じず
僕には良さが分からない
1982年 アメリカ映画 151分 制作費900万ドル
NY批評家協会賞 女優賞、撮影賞受賞
アカデミー賞 主演女優賞受賞
全米批評家協会賞 主演女優賞受賞
LA批評家協会賞 女優賞受賞
ゴールデン・グローブ 女優賞受賞
・