" 聖の青春 "
監督 森義隆
原作 大崎善生
出演 松山ケンイチ *村山聖
東出昌大 *羽生善治
染谷将太 *弟弟子
新木優子 *古本屋店員
筒井道隆 *大崎善生
リリー・フランキー *師匠
1994年
大阪
関西将棋会館
村山聖(さとし)はふらっふら
(ネフローゼの持病あり、治る見込みなし)
だけど今日は竜王戦の対局
ふらっふらでも
将棋盤の前に座れば背筋が伸びる
***
1994年6月7日
羽生善治(23歳)、名人獲得
これで棋聖・王位・王座・棋王と合わせて五冠
村山聖(1969年生)は羽生(1970年生)と同世代
村山は怪童丸と呼ばれている
(大好きな少女漫画の蔵書は3,000冊)
*
村山聖 七段昇段
村山は14歳で森信雄に入門した
昇段は自分の予定より1年遅い
森は師匠としては三流だが人間味は一流
弟弟子の染谷は23歳でまだ奨励会
(26歳までに四段にならないと退会)
*
村山は王将戦で羽生と対局
126手、村山投了
*
村山は 羽生のいる関東へ移籍
古本屋の優子ちゃんともお別れ
森師匠は村山の世話を連盟職員の大崎善生に頼む
*
1996年2月14日
羽生善治(25歳)、王将位を獲得と七大タイトルを独占
同年3月28日
羽生善治、畠田理恵(25歳)と結婚
*
1997年2月28日
村山聖は竜王戦で羽生に勝ち
羽生との通算対戦成績を6勝6敗とする
*
村山聖に膀胱癌が見つかる・・・
主役がずっと病気で
松山ケンイチの演技が鬼気迫り
体調が悪い時に見ると
自分まで重病になった気分になり落ち込む
(これを見た時 風邪で微熱があった)
1998年、29歳で死んだ
実在のプロ騎士
村山聖の晩年4年間を描く
将棋は全然 分からない
駒の動かし方だけ知ってるが戦術を何も知らない
プロの将棋を見てもどっちが優勢か全然わからない
囲碁は少しだけ 分かる
田舎の大会だと初段程度
田舎の大会は自己申告制
初段は大会に出る人のほぼ1番下のクラス
それでもプロの打つ手の半分くらいは理解出来る
最近は将棋ブーム
日本では元々将棋の方が愛好者が多い
将棋は800万人、囲碁は400万人
日曜日の昼に放送してる 囲碁 と 将棋 の
NHKトーナメントの視聴率で比べても
と、
当然将棋の方が高いだろうと調べたけど
両方ともびっくりの低視聴率で
比べようがなかった
囲碁ファンとしては
もっと囲碁が話題になって欲しい
2016年 日本映画 124分
ブルーリボン賞 主演男優賞受賞
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