「 秘密 THE TOP SECRET 」 | 0・・映画toほげほげ

0・・映画toほげほげ

   
  
♪ ほげほげたらたらほげたらポン ほげほげたらたらほげたらピー ♪
★映画のほげほげ等、気まぐれ備忘録★

  " THE TOP SECRET  "

 

監督 大友啓史

原作 清水玲子

出演 生田斗真

   岡田将生

   織田梨沙

    木南晴夏

      東亜優

   栗山千明

   大森南朋

 

 

  あらすじ、ネタバレ御免

 

【科学警察研究所 法医学第九研究室】

 最先端の科学技術を駆使して

 死者の脳内に残った記憶を映像化、

 それを元に犯罪捜査を行う、警察庁の特別捜査機関。

 通称「第九

 

  (2012年5月20日の少し前? 2035年の少し前? 実は2060年?)

検死台に寝かされた亜優の遺体 (連続暴行殺人事件?の被害者)

死後硬直の状態から見て死亡推定時刻は12時間前から16時間前

胃の残留物の状態から見ると食後3時間以内に死亡。内容物は多様

手首は細い紐のようなもので縛られていたと推定される

甲状軟骨の末端部分に骨折

死因はネクタイのような滑らかな布による絞殺と推定される

膣の破裂状態から見て性器以外の道具の使用が推定される。

精液はなし。人工中絶の痕あり。手首にハート型のタトゥあり

中年大盛刑事は重要参考人として

司法浪人を引っ張る

 

若造岡田刑事は犯人を20代後半の会社員と分析

プロファイリングだかなんだかで

ぐちゃぐちゃうるさい

 

 *

取調室

司法浪人を尋問する大盛刑事 

司法浪人は

AVの動画をカテゴリー分けして2テラ保存

 

 *

岡田刑事は法医第九研究室に呼ばれる

 

室長は生田警視正

(階級としては 警視総監、警視監、警視長に次ぐ第4位、昇任は採用後15年以降)

 日本中を震撼させた"28人殺し"の 貝沼の

 記憶を見た5人の捜査官の内

 3人が自殺して1人が精神錯乱(4年前)

 唯一現役を続けているのが生田警視正

 

  *

大会議室

第九研究員が各国代表に説明 (何関係の代表?) ←0の疑問

 死亡後 脳内にナノマシーンを注入し

 神経回路の物理的な配線を再生

 光活性化タンパク質を埋め込む

 そこに様々な波長の光を当て

 脳活動を人工的に誘発

 そのパターンを読み解ることで

 生前に見た記憶を映像化

 それを元に事件解明を行うのが

 MRI捜査 記憶再現映像化捜査

  Memory Reprodution Imaging system

質問

 メリットは

青白い顔の生田が答える

 ローコスト

 捜査員の数を数百人から数人に削減できる

質問

 4人のうち2人自殺して1人精神錯乱だけど

 捜査員の安全性は

答え

 僕が大丈夫だから大丈夫だ (こんな回答で納得するな)

 

退室後

生田は いつもの発作で倒れる

 

  ***

 IX 科学警察研究所 法医第九研究室

岡田はモニターの映像を見る

遺体(亜優)が保存していた視覚 岡田の予想以上に鮮明

犯人は司法浪人じゃない

 

研究員がまた説明 (しつこい)

 網膜に映った視覚情報はデジタル化された電気信号として脳に入力され

 神経回路のパターンとして保存される

 そのパターン化方式を解明しメカニズムを逆に適応することができれば

 脳に残った視覚情報を再現することができる

 脳のパターン化方式は簡単に解明された

 現在は5年前の記憶まで再生可能

 

遺体(亜優)の記憶

 犯人の顔が悪魔に変わる

 

生田警視正が帰って来る

 脳に蓄積された記憶はきわめて主観的

 脳のスキャンに成功しても

 映像自体が法的証拠になることはない

 

 MRI捜査の最終試験に成功すれば

 法的証拠能力が認められ第九は正式機関として昇格する

 

 最終試験とは

 死刑囚椎名(51歳)の脳のスキャン

 世界的に高名な脳科学者椎名は

 妻 義母 2人の娘の4人を包丁で惨殺した(3年前)

 長女 梨沙(20歳位)の死体だけ見つかっていない

 最終試験では長女 梨沙の死体を捜す

  * 

岡田刑事は 17歳で東大に入学

 脳科学はもちろん病理学に法医学 解剖学

犯罪心理学から行動心理学まで

 岡田の年齢で ここまで精通した者はそうはいない

 

岡田刑事の家族は 調布一家殺傷事件で2人が殺害され

 父は重症を負い今も人工呼吸器に繋がれ横たわる

 犯人は特定されていない

  * 

椎名の死刑が

薬物投与により執行される

 

椎名の遺体が科学警察研究所に運ばれる

 

外科処置室

準備するスタッフの1人監察医の千明

椎名の首に装置の接続部を打ち込む

細いチューブを繋ぐ(4本)

ナノマシーン(結構な量の黒ずんだ液体)を注入(4本全部に)

(心臓が止まってるからどっかから内部の血を強制的に抜かないと)

頭皮を剥ぐ

頭蓋骨切断

露出した脳に無数のコネクタの付いたカバーを被せる

コネクタに電極が繋がれる(繋いでから被せたら駄目?)

検体 MRI 接続作業

 犯人や被害者の記憶は

 映像を見る捜査員の脳に移行される

媒介役担当する岡田刑事がスタンバイ

MRIブレインマシンインターフェイスルームの椅子に座る

コネクタ付きのヘッドギアを被る

コネクタに電極が繋がれる(繋いでから被せたら駄目?)

 

検体のアクチュエーター起動

脳活動 モニター開始

 媒介役も直接記憶は見えずモニターから記憶を見る?

 声は直接脳内に聞こえる?

 

椎名死刑囚の記憶

 独居房の中、死刑執行へ向かう

 帰宅

 家族の団欒

 真っ黒に焼け爛れた少女(幻覚だって記憶する)

(だったら夢も妄想も記憶する?)

(だったら5年間の記憶を全部再生するのに5年間かかる?)

(岡田刑事は5年間インターフェイスに繋がれっぱなし?)

(コンピュータでが〜と読み込んで何人もで分担して早送り分析しないと無理じゃねぇ?)

椎名死刑囚の記憶

 帰宅

 既に血を流し倒れている娘(長女 梨沙じゃない2人)

 キッチンにも大量の血を流した妻

 

椎名死刑囚の脳データを分析する第九のメンバー

 (生田は数人と言っていたが20人以上いるぞ)

その1人晴夏(読唇技術者)も呆然

 モニター・ルームに記憶の声は聞こえない

椎名死刑囚の記憶

 奥の部屋

 倒れた義母に包丁を振りかざす梨沙

 返り血を浴びた梨沙

 梨沙は椎名に包丁を握らせる

 梨沙は部屋を出る

 椎名は遺体の脳を潰す

 

  *

千明の感想

 岡田刑事は鈴木刑事に似てる

       ↑(表向きは)自殺したMRI捜査官

 だから危険(生田警視正に殺されるかも)

 

実は、狂った鈴木刑事を生田が撃ち殺した

自殺として処理し殺人を隠蔽した

この事実を知っているのは千明と副室長だけ

THE TOP SECRET !!

でもね、千明は大きな声で岡田刑事に教えてあ・げ・る

  ちなみに、鈴木刑事は千明監察医の恋人だった

(鈴木刑事をMRIに掛けたら い〜い映像が出てくるはず)

  *

 別の日

 会議室

第九の諮問委員会

生田警視正の説明

 椎名一家殺人事件の真犯人は梨沙でした

 再捜査すべきです

諮問委員会は

 椎名が無罪だなんて、今更公表できん

  死刑にしちゃったし

 第九の正式機関昇格も無期保留にする

(当然!! 被害者でMRI捜査をすべきだったな)

この件は THE TOP SECRET !!

 

第九は検察の傘下

冤罪捜査は出来ない

第九以外で証拠が上がれば別

 

 *

岡田刑事は大盛刑事に協力を頼む

 

椎名死刑囚の記憶

 ベッドで男と体を重ねる梨沙

 露わになった梨沙の胸

 別の日

 別の男に跨り服を脱ぐ梨沙

 また別の日

 更に違う男が梨沙の下着を脱がす

 またまた別の日、違う男と

 またまたまた別の日、違う男と

 またまたまた・・別の日、違う男と

 またまたまた・・ 重なるまたまた (確認できたの男は7人)

 

岡田刑事の分析

 この時から梨沙のサイコパス的な性質が現れた

(突然現れるものか? 前々から兆候はあったのでは)

 サイコパスの一番大きな特徴は発情と独占欲 (2つじゃん)

 梨沙は異常な性欲ファンタジーを夢見るサイコパス

一般的な"サイコパス=精神病質者"の特徴は 

良心・罪悪感・共感の欠如。自尊心が強く饒舌。虚言癖。

椎名死刑囚の記憶

 男を連れ込む梨沙を覗く

 梨沙も覗かれているのを知っていた

 ってか、好んで見せていた

 椎名も梨沙に誘われて していた

 

晴夏研究員の説明では

 この手の事例は数十人の大量殺人に発展する

 

 *

大盛刑事は岡田刑事と

梨沙に接触した男を洗う

 

 *

梨沙が弁護士事務所に現れる

記憶喪失?で山梨県で3年暮らしていた

偶然事務所の前にいたのを弁護士が見つけた

 

梨沙は高級住宅地の大きな弁護士宅で暮らす

(入院はさせなかった?)

梨沙は生田警視正と岡田刑事を呼び出し

獄中自殺した貝沼の話で生田に揺さぶりを掛けてから

殺人予告ともとれる宣告

 

 *

同時刻に全国で9人が自殺

そのうちの1人が梨沙と関係を持った男

 

MRI検査で

貝沼との接触が判明

貝沼が催眠術をかけた?(皆既日蝕を見たら死ね)

(曇りだったらどうなった? 室内にいたらどうなった?)

 *

梨沙の幼馴染(15歳)(全盲)が死亡

盲導犬も死亡

 

 *

貝沼の脳データは、鈴木が死ぬ前に処分しちゃった、ので

生田が媒介になって

冷凍保存しておいた鈴木刑事の脳データをMRI抽出

(解凍しなくていいの?)

鈴木刑事は貝沼のMRI検査の媒介になっていたので

鈴木の記憶の中には貝沼の記憶も残っている

 

鈴木刑事の記憶の中の貝沼の記憶

 梨沙の首に南京錠の付いたネックレスを掛ける

 少年少女が集まるカルト集団

 鈴木刑事の死の場面

 鈴木は脳内麻薬(光ってる)が満ちる自分の脳細胞を見る

 

  *

大盛刑事が梨沙を殺そうとして

岡田刑事が止めに入って

撃ち合いになって

大盛刑事死亡、岡田刑事重症

入院

 

 *

盲導犬の記憶をMRI抽出    (この場合媒介役はやっぱり犬か?)

(ひょっとして、人間に応用する前に犬で実験してた?)

 嘗てのカルト教団の学び舎前

 林の中に転がる十数体の人骨

 梨沙が盲導犬を道路に引きづり出す

 少年が釣られて道路に飛び出す

 トラックに撥ねられる

 

  *

生田警視正ら警察隊が

学び舎跡地で梨沙を発見

梨沙焼身自殺

 

 *

梨沙は連続殺人の犯人ってことになるが

真相は不明

 

第九は正式機関に昇格

 

岡田刑事は犬が見た映像を見て大感動

めでたし、めでたし

 

 

 

   

 

 

 

   犬が見る世界は

   人間が見る世界より ず〜と美しい

   ってのがオチ?

   この映像でそんなに感動する?

 

   目線が低いだけに

   太ももちらちら

   それはそれでそれなりに美しいけど

 

 

 

   最新技術MRIのメカニズムが分からない

   死体から脳の神経回路のパターンを読み出して

   それを一旦生きた人間の脳に入れて

   再び取り出す?

   生体を介しないと再生できない?

 

   ってことは、もしかして

   生きてる人からなら

   もっと簡単に記憶を読み取れる?

   装置も生体の方が小規模だし

 

   だったら死刑になる前に

   できそうだけど

 

   

   原作は未読だけど

   原作では直接モニターに映せる?

 

   映画は変な脚色を加えて疑問が増してる

 

 

     内部告発ってことで

     (MRIの)真犯人映像を

     ネット配信しちゃえば

     あっという間に事は済んだのに

 

 

 

   退屈はしないが

   ポカンとした気分で

   よく分からないまま終わった

 

 

   梨沙はなぜ突然サイコパスになった?

   貝沼はどう関与した?

 

   生田のいつもの発作の原因は?

   生田が首に巻いてる物は何?

 

 

 

 

 

2016年 日本映画 149分