" O ESTRANHO CASO DE ANGÉLICA "
監督 マノエル・ド・オリヴェイラ
出演 リカルド・トレパ
ピラール・ロペス・デ・アジャラ *アンジェリカ
レオノール・シルヴェイラ
サラ・カリーニャス
雨の夜遅く
街の写真館を訪ねる男、ポルタス館の執事
写真館はもうとうに閉まっている
執事は主人に 至急写真家をお連れしろ と頼まれた
通りがかりの男に写真が趣味の青年トレパを紹介される
真夜中ではあるが
ポルタス館の夫人はとっても偉い人
トレパは求めに応じる
ポルタス館でトレパを出迎えるサラ
妹アンジェリカが若くして亡くなった
母レオノールが最後の写真を望んだ
まるで行きているかのように美しい死に顔
トレパは写真を撮る
何度目かファイダーを覗くと
アンジェリカが目を開け微笑みかける
錯覚?
翌朝
トレパはネガを現像
写真のアンジェリカが微笑みかける
錯覚?
トレパは空飛ぶアンジェリカの夢を見る
奇妙な現実?
話に聞く絶対空間?・・・
世界最高齢監督だった
オリヴェイラ101歳の時の作品
日本では
監督が106歳で亡くなってから
2015年に劇場公開された
構図をきっちり決めた固定カメラによる
比較的長いカットが多い
派手な展開がないまま
映画はゆっくり進行し
何か分かんないけど
アンジェリカが取り憑いたみたいで
トレパは最後に死ぬ
アンジェリカには結婚したばかりの夫がいたのに
なぜトレパに取り憑いた?
2010年 ポルトガル映画 96分
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