" グミ・チョコレート・パイン "
監督 ケラリーノ・サンドロヴィッチ
原作 大槻ケンヂ
出演 石田卓也／大森南朋
黒川芽以
柄本佑
金井勇太／甲本雅裕
森岡龍 ／マギー
犬山イヌコ
高橋ひとみ
中越典子
松田まどか
コスプレ声
地味な映画
一応青春映画だけど
カタルシスは皆無
1986年
2007
38歳になったケンゾ(まだ独身)
何でもない中年男
転勤先で会社をクビになり３年ぶりに
東京の外れの実家に帰って来た
マイペースな母ひとみ
父はいつの間にか痴呆
母が１年以上転送しなかった手紙の束
その中に芽衣からの手紙を見つける
彼女は高校の同級生だった
書かれていたのは１行だけ
あなたのせいなのだから
忘れたい思い出の詰まったカバン
昔、埋めたけど再開発で掘り返えされた
中には
GOROCORO、8mmフィルム、
エロ雑誌、エロ雑誌、赤いブルマ
同級生だったワカボンに電話してみる
ワカボンはAV監督
芽衣はケンゾの知らないうちに自殺していた
ワイドショーでもさんざやったけど
***
1986年５月
ケンゾとカワボンは私立高校生
タクオも同じ高校生
目立たない影みたいな３人組
名画座で映画を見るのが昼飯より好き
水を飲む芽衣
見惚れるケンゾ
女教師典子
見惚れるタクオ
*
ケンゾは芽衣に思いを馳せる
GOROCOROグラビア写真とアイドルの歌声で
オナる
*
ケンゾは8mmも趣味
被写体は芽衣のブルマ姿とか
ケンゾ、カワボン、タクオは映画部
タクオの家の電気屋の２階が溜まり場
タコハイ飲んでアングラ・ロックを聴く
ケイゾは名画座で芽衣に会う
彼女はジョン・カーペンターのファン
*
* 2007
ケンゾはカワボンと会う
芽衣は癌を苦にして自殺した
新聞にも大きく載った
*
* 1986
レコード店で同級生柄本の万引きを目撃
柄本は店員に捕まる
アナーキーなノイズバンド
「自分BOX」のイヌコが助ける
何かすごいバンド
ケンゾ、カワボン、タクオは感化される
バンドを組む
柄本がも加わる
*
同級生のまどか
大林監督のオーディションを受けた
*
また映画館で芽衣に会う
芽衣はかなりのカルト映画通・・・
僕が子供の頃は
グリコ・チヨコレイト・パイナツプル
だった
自虐的ナレーションから始まる
おっさんが振り返る
甘く切ない高校時代
人生
ほのぼの
七転八倒
アングラへの愛が
あふれてる
究極のオカズは
芸術だ
2007年 日本映画 127分
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