「 マリー・アントワネットに別れをつげて 」 | 0・・映画toほげほげ

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♪ ほげほげたらたらほげたらポン ほげほげたらたらほげたらピー ♪
★映画のほげほげ等、気まぐれ備忘録★

  " LES ADIEUX LA REINE "
        = 王妃への別れ


監督 ブノワ・ジャコ
原作 シャンタル・トマ
撮影 ロマン・ヴァンダン
美術 カーチャ・ヴィシュコフ
衣装 クリスティアン・ガスク
出演 レア・セドゥ
   ダイアン・クルーガー


 ヴェルサイユ宮殿、1789 7月14

朝6時
目覚まし時計で目を覚ます
シドニー・ラボルド

宮殿はいつもの朝

気まぐれ王妃は
今朝はプティ・トリアノン離宮

王妃34歳は悪夢でぐったり
シドニーは王妃の朗読係

今日はまず
世話係カンパ夫人の薦める
王妃の母マリア=テレジア女帝の追悼演説
を、読もうとしたが
王妃がダメ出し
 悲しすぎるし母は退屈してた

「マリアンヌの生涯」第2章
はどうだろうと思ったが
王妃がダメだし
 戯曲より小説がいいわ

王妃の希望で
「フェリシー」

王妃が途中で飽きて
ファッション誌の朗読
 新しいドレスの刺繍は何がいいかしら


宮殿にポリニャック公爵夫人40歳が来る
王妃の寵愛を受けている
多々の恩恵を王妃から引き出し悪名高い


シドニーは
宮廷内の池のゴンドラでくつろぎ
友人の刺繍係の刺繍を手伝い世間話


夕食
宮殿では朗読係でも刺繍係でも従者でも
腹一杯食べワインを飲む 


深夜12時
シドニーはベッドでランプの火を消す


 ヴェルサイユ宮殿、1789 7月15

6時10分前
シドニーは起こされる

宮殿内は騒然
王ルイ16世に何か会った、らしい
詳細は不明

昨日バスティーユで大事件があった、らしい
詳細は不明


  1789年7月14
  民衆がバスティーユ牢獄の火薬庫を襲撃
  世に言う"フランス革命"の始まり


シドニーは情報網を張る図書係から
事件の概要を聞く
 暴動は国全体に広がるだろう


平静を保つ宮殿内の秩序が
徐々に乱れはじめる・・・



   レア・セドゥ   



   マリー・アントワネットに仕える
   朗読係が主役

   昔はテレビもラジオもないから
   朗読係が
   王妃の娯楽だった



   フランス革命始まりからの4日間
   ヴェルサイユ宮殿の混乱と
   気ままなマリー・アントワネット



   邦題だと
   別れをつげて から何かありそうだけど
   別れをつげて からは
   さらっと終わる

   盛り上がりに欠ける


 レア・セドゥ   


2012年 フランス映画 100分 制作費750万ドル
 セザール賞 撮影賞、美術賞、衣装デザイン賞受賞