監督 鈴木雅之
原作 万城目学
出演 堤真一 松平元康
綾瀬はるか
岡田将生
沢木ルカ 茶々
笹野高史 長曽我部
中井貴一 真田幸村
2011年
７月８日 金曜日
午後４時
通天閣の周囲も
空堀商店街も
大阪は何処もかしこも
人っ子一人いない
大阪が全停止した
そこに残されたのは
"ひょうたん"と
無人の町を走るはるか
*
1615年 大阪
５月７日
15万の軍勢に包囲され
大阪城が炎上
世に言う「大阪 夏の陣」
戦いに勝利した徳川家康により
豊臣秀吉の血を引くものは皆殺しにされた
その中で唯１人
幼い豊臣国松だけが逃げ延びた
*
2011年
月曜日
会計検査院第六局[副長、松平元康
妥協を許さぬ追及の厳しさから
ついたあだ名は"鬼の松平"
これから大阪出張
出張に同行するのは
岡田とはるか
岡田ははるかの後輩
今回が初めての出張
生真面目なエリート
はるかは基本おっちょこちょいだが
時に予期せぬ働きをし
ついたあだ名が"ミラクルはるか"
慌ただしく検査室をしつらえる
国から補助金を受け取っている団体
松平ら３人は大阪に着くなり
関係団体の会計検査を始める
ごまかしも見つける
中学でも会計検査
その中学では
セーラー服で登校した２年生の真田大助が
イジメに会っている
イジメの中心人物は
３年生の蜂須賀正勝
大助をかばうのは
２年生の茶々くらい
検査では
はるかが偶然から
不当事項を見つける
次は財団法人OJO
( 大阪城趾整備機構 )
大阪城の歴史的遺産や資料の保存整備を
主とした活動をしている
経理担当は長宗我部
会計に不当事項は見つからない
会計検査の後は
向かいのお好み屋"太閤"で昼食
主人真田幸村、真田大助の父
松平は携帯電話を忘れたのに気づく
OJOに取りに行くが誰も出てこない
勝手に入る
事務所はもぬけの殻
これは偽装事務所か？
火曜日
３人は再びOJO事務所へ
その時は全員で食事に出ていた、とか
出入り口は１つ
松平はその向かいでずっと食事をしてた
誰も出てこなかた
現場確認を行う
不正事項は見つからない
これでもOJOがウソをついているとしたら
大阪中が口裏を合わせている？
その後は
お好み屋"太閤"で夕食
大助がイジメられて帰って来る
父幸村は見て見ぬふり
水曜日
中学へ２度目の会計検査
松平は不審な扉を見つける
その扉は
大阪城への抜け道との噂も
似た扉をOJO事務所でも見た・・・
ＯＪＯは本当は
ローマ字読みだった
ＳＦじゃなかった
歴史フィクション？
豊臣秀吉の子孫を慕い続ける
大阪の人々
彼らは自分たちを大阪国民と呼ぶ
大阪国民蜂起までの５日間と
その顛末を描く
結局
見て見ぬふりかよ
税金返せ！！
豊臣秀吉は大阪の人じゃないぞ
尾張の人だぞ
真田幸村も大阪の人じゃないぞ
信濃の人だぞ
信濃の国を立ち上げろ
補助金よこせ！！
2011年 日本映画 119分
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