" Le CONCERT "
監督 ラデュ・ミヘイレアニュ
音楽 アルマン・アマール
出演 アレクセイ・グシュコブ
メラニー・ロラン
フランソワ・ベルレアン
ミュウ=ミュウ
ボリショイ劇場で指揮をする
振りをするアレクセイ
は、劇場の清掃員
リハーサルを勝手に覗いて
支配人から大目玉
家に帰れば
かみさんイリーナがガミガミ、ガミガミ
そんなある日
アレクセイは支配人室を掃除中
送られて来たFAXを目にする
それは
パリ・シャトレ座からの
ボリショイ管弦楽団への出演依頼
LA交響楽団がドタキャンして
穴が開いた
アレクセイは30年前は
ボリショイ管弦楽団の指揮者だった
旧知の楽団員を集めて
ボリショイ管弦楽団になりすまし
パリで演奏しようと企てる
恐る恐る
かみさんに相談
大賛成
そもそも
アレクセイを楽団から追い出したのは共産党
アレクセイたちが亡命を企てたため
その時、多くの楽団員が解雇された
KGBも上からの命令
本心は音楽が好きだった
そんな訳で
元楽団員の親友
今は救急車運転手のサーシャ
元マネージャーKGBのイヴァンを巻き込んで
計画を練る
演奏までは2週間
演奏曲は
チャイコフスキー
ヴァイオリン協奏曲 作品35
重要なのはソリスト
アレクセスはメラニーを推す
メラニーは大スター
弱気なサーシャは尻込み
強気なイヴァンは大賛成
イヴァンは
シャトレ座総支配人ベルレアンへ
強気の交渉
出演料とか、滞在ホテルとか
遊覧船観光とか
ソリストの人選とか
パリ・シャトレ座は
穴を埋めないと大赤字
それらの条件を全部飲んでも
LA交響楽団よりはまだ安い
ベルレアンは渋々条件を飲む
問題はメラニーとの交渉
メラニーは大スター
マネージャーのミュウは反対
急な話だし忙しいし
指揮者アレクセイは30年前の人
でものブランクがあるとは言えアレクセイは
フランスでも名の知れた伝説の指揮者
メラニーは出演したい
アレクセスたちは
昔の楽団員たちに声をかける
55人集まれば何とかなる・・・
前半はコメディ
トントントンと話が進む
何が何でもパリに行くぞ
中盤から
徐々にヒューマン・ドラマヘ
バリに来てからが大変
どう まとめる?
マエストロ
夢を追い続けるエゴイスト
エゴイストが
夢を与える事もある
クラッシックには詳しくないけど
チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は
映画でもよく使われるから
聞けば分かる
理屈抜きで感激
映画ではうまく編集ているけど
原曲ではその勇壮な部分は
意外と短い
2009年 フランス映画 122分 制作費1,600万ドル
セザール賞 音楽賞、音響賞受賞
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