" Vicky Cristina Barcelona "
監督 ウディ・アレン
脚本 ウディ・アレン
出演 レベッカ・ホール
スカーレット・ヨハンソン
ハビエル・バルデム
ペネロペ・クルス
ヴィッキーとクリスティーナは
スペインにやって来た
2人は夏休み
ヴィッキーは
大学院でカタルーニャ自治州の独自性を研究中
ガウディの建築を愛す
クリスティーナは
短編映画の脚本を書き
監督・主演を務めたが気に入らす
恋人とも別れたばかりで気分転換がしたかった
ヴィッキーのバルセロナにいる親戚が
来ないかと誘ってくれたので
2人は夏の2ヵ月をそこで過ごすことにした
学生時代から親友の2人は
ほとんどの事に対して同じ意見を持っていたが
恋愛の話題に関してだけは意見の一致がなかった
ヴィッキーは
苦しみや争い事が大嫌いな堅実的なタイプで
男性には誠実さと安定性を求めた
ダグと婚約したのも
彼がまじめで成功していて責任感が強かったから
クリスティーナは
激しい情熱から生まれる苦悩を受け入れ
危険な恋に飛び込むタイプ
2人はバルセロナへ
翌日から街を散策
ガウディとミロに感動
ある夜
画廊のオープニングへ
最近ドロ沼離婚した画家ハビエルに出会う
2人は彼からオビエドに招待される
ヴィッキーは断る
クリスティーナは承諾
ヴィッキーが折れる
3人は小型機でオビエドへ飛ぶ
早朝に到着
ホテルにチェックイン
夕食後
彼は2人を自分の部屋へ誘う
ヴィッキーは断る
クリスティーナは承諾、彼の部屋へ
でも
クリスティーナは気分が悪くなり
食あたりで寝込む
翌日
ヴィッキーはハビエルと2人で観光
アビレスの古い灯台を訪れて
彼の実家を訪ねて
ホテルへ戻る
クリスティーナはまだ起きられない
ヴィッキーはハビエルと2人で夕食
彼女はたくさんのワインを飲み
会話もはずみ
セックスもする
翌日
3人はバルセロナへ帰る
数日後
クリスティーナはハビエルに誘われ
ワインを試飲
その後、彼の自宅兼アトリエへ
セックスする
彼女は彼に恋をする
ヴィッキーの婚約者ダグがバルセロナに来る
クリスティーナはハビエルと同棲を始める
ダグはいつもと違うヴィッキーの
激しいセックスに大喜び
これはバロセロナのお陰?
ヴィッキーとダグはバルセロナで結婚
セビリアでハネムーン
ハビエルの元妻ペネロペが
自殺未遂で入院
彼はペネロペを連れて帰る
ペネロペはまだハビエルが好き・・・
原題は
ヴィッキー クリスティーナ バルセロナ
バルセロナは地名
それでも恋する?
しない!!!
土地は恋しない
恋するのは
"それ"と略された2人
"それ"でも恋する
のが
バルセロナ
の、魔力?
たくさんの映画を撮り続ける
ウディ・アレン
ほとんどが恋愛物
面白いのもあるけど
似たようにつまらない作品も多い
これも"それ"の1つ
"それ"でも撮り続ける
恋する映画の1つ
"それ"はそれなり
2008年 アメリカ/スペイン映画 96分 製作費1,500万ドル
ゴールデン・ゴローブ 作品賞受賞
インディペンデント・スピリット賞 助演女優賞、脚本賞受賞
アカデミー賞 助演女優賞受賞
NY批評家協会賞 助演女優賞受賞
LA批評家協会賞 助演女優賞受賞
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