" THE ILLUSIONIST "
監督 ニール・バーガー
原作 スティーヴン・ミルハウザー
音楽 フィリップ・グラス
出演 エドワード・ノートン
ポール・ジアマッティ
ジェシカ・ビール
ルーファス・シーウェル
エレノア・トムリンソン
19世紀末のウィーン
満員の劇場の舞台上で
ジアマッティ警部は
皇帝陛下の名の下に
公共秩序妨害と詐欺の容疑で
エドワード・ノートン
またの名・奇術師アイゼンハイムを逮捕、、、
ジアマッティ警部はルーファス皇太子に報告
あの男が、またやった
方法は、よくわからない
ルーファス皇太子は
早く終わらせろと指示を出す
ジアマッティ警部は彼の過去についても
彼を知る人々から聞いて知っている
彼の父は家具職人
子供の頃 彼は旅回りの奇術師と出会う
彼は奇術に取り憑かれる
そして、彼女と出会う
彼女は彼と彼の奇術に魅せらる
でも
彼女はテッシェン公爵の令嬢
彼は平民
会うのを禁じられる
だが お付きの目を逃れ
数年の間 密かに会い続けていた
彼は彼女に手づくりのペンダントを送る
そして
2人は駆け落ちしようとしたが
彼女は城に連れ戻された
その後のことは今も謎
彼は世界中を旅した後
奇術を演じ始めた
名前もアイゼンハイムに改めて
そしておよそ15年後
ウィーンに姿を現し
その奇術は人気を博す
噂を聞いたルーファス皇太子が
婚約者を連れて劇場に見に来る
その婚約者とはテッシェン公爵の令嬢ジェシカ
皇太子は種を知りたい
アイゼンハイムに
王宮の夜会で奇術をやるよう要請する
アイゼンハイムが誰か気づいたジェシカは
彼を呼び出しこっそりと会う
婚約は家と家との都合
ジェシカは結婚したくない
この密会は、すぐ
皇太子の護衛役ジアマッティ警部にばれる
警部はアイゼンハイムに事情を聞く
度を越すなと釘を刺す
王宮の夜会
アイゼンハイムの奇術
皇太子は種をあばこうと必死
種は見抜けない
逆にアイゼンハイムに遊ばれる
面子を潰された皇太子は
ジアマッティ警部に奴を潰せと命ずる
アイゼンハイムは
ジェシカと逃げる計画を立てる
そして
ジェシカは何者かに殺される・・・
幻影師なんて言葉は知らないし
辞書にも載ってない
illusionist の訳なら普通に奇術師でいいのに
仕掛けが大掛かりでも
illusionはmagicと同じ
すべてはトリック
巧妙に隠された種がある
種をあばくのもいいが
騙されるのも楽しい
素直に騙されて
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2006年 アメリカ映画 109分 製作費1,650万ドル
放送映画批評家協会賞 音楽賞受賞
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1889年に
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