" CASSAHERN "
監督 紀里谷和明
主題歌 宇多田ヒカル
出演 伊勢谷友介
麻生久美子
寺尾聰
樋口可南子
小日向文世
宮迫博之
佐田真由美
要潤
及川光博
鶴田真由
りょう
大滝秀治
唐沢寿明
五十年に及ぶ戦争の果て
大亜細亜連邦共和国は
ユーロッパ連合に勝利し
ユーラシア大陸のほぼ全域を手中に収めた
民族優位主義を掲げた政府による徹底した弾圧に対して
大陸各地でテロが勃発
第七管区での戦いは苛烈を極めた
一方
放射能・産業廃棄物・病原菌が
国民の60%を冒していた
特に突然変異の発生率は絶望的に多かった
寺尾博士はその解決策を研究し
亜細亜連邦保健省会議において
"新造細胞"の発見を発表
それは
どんな細胞にも変化できる
人間の全細胞の源
( これってiPS細胞? )
まだ仮説段階
役人連中は彼の研究を全面否定
でも
大滝将軍は興味を持ち
凸凹工業の及川に声を掛ける
凸凹工業は軍の金で研究施設を建設
寺尾博士の息子友介は
婚約者久美子がいるのに
テロ弾圧軍に入って
トラップに引っ掛かって名誉の死
博士の妻可南子は重い病
博士は軍の施設で研究を続けるが
成果は出ず
そして
突然
研究施設に変な物が落ちて来る
そして突然
新造人間がいっぱい誕生
軍は
新造人間の処分を開始
新造人間は研究施設から逃走
新造人間唐沢は
可南子とその助手りょうを誘拐
寺尾博士は息子友介を
新造細胞をウンタラかんたらして
生き返らせる
寺尾は久美子の父であり友人である小日向に
半新造人間友介は託す
小日向は特殊防御服の開発者
新造人間唐沢は
新造人間真由美、宮迫、要と
運良く
ロボット軍団施設に逃げ込み
人間の皆殺しを宣言し
反乱開始
未完成半新造人間友介は
小日向の特殊防御服を着て
新造人間チームに対抗
第七管区に逃げ込み
政府軍にも反抗
昔の伝説に伝わる守り神キャシャーン
友介はキャシャーンになるか?・・・
・・・・なれなかった
テロを弾圧する政府軍
政府軍に反抗する第七管区の貧民
人間全体を憎む新造人間軍団
新造人間及び政府軍と戦うキャシャーン
四つ巴のゴチャゴチャの戦い
ついでに
権力争いとか
トラウマとか
幽体離脱とか
兎に角ゴチャゴチャ
凝った編集
凝ったカット割りが
逆効果
自己満足?
主要舞台の位置関係など
曖昧?不完全?いい加減?
大爆発の後
キャシャーン・ファミリーだけ
生き残れたのは何故?
火の玉は皆でそろって
どこへ行った?
日本映画は
低予算で頑張っているのだ
日本映画が低予算で頑張れるのは
脚本がしっかりしているからなのだ
その脚本に手を抜いて
ハリウッド映画に対抗しても無理
CGは意外と金が掛かる分野で
ハリウッド映画に比べ予算が1/10では
低予算なのがバレバレのバレバレ
大の大人がこんな事してるのが
恥ずかしいような
可哀想なような
低予算なのに
それを自覚せずに
大作の真似をするのは
哀れ
2004年 日本映画 140分 製作費550万ドル
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