" the Phantom of the Opera "
監督 ジョエル・シュマッカー
原作 ガストン・ルルー
脚本 アンドリュー・ロイド・ウェバー
出演 ジェラルド・バトラー
エミー・ロッサム
パトリック・ウィルソン
ミランダ・リチャードソン
サイモン・キャロウ
キーラン・ハインズ
ジェニファー・エリソン
ミニー・ドライヴァー
あらすじ、ネタバレ御免
パリ 1919
廃墟となったオペラ座で
小道具や備品のオークション
オークションには
年老いたミランダとラウルも参加
本日の目玉は
"破壊したシャンデリア"
シャンデリアに明りが灯る
♪序曲
時間が遡る
オペラ座は輝きを取り戻す
パリ、1870
華やかなオベラ座
新作"ハンニバル"の舞台稽古途中
新支配人、成金ハインズとサイモンが紹介される
新しい後援者ラウル子爵も紹介される
彼はコーラスのエミー16才と幼馴染み
それは遠い昔
エミーの父は高名なヴァイオリニストだったが
彼女が7才の時に母と一緒に亡くなった
エミーは寄宿舎に入り
オペラ学校の先生ミランダが親代わり
彼女の娘ジェニファーとは仲良し
ジェニファーはダンサー
当オペラのプリマドンナ歌手ミニー
バック・ダンスが派手過ぎて
自分の歌が目立たないと御立腹
支配人が執り成して一旦機嫌が治るが
何者かが彼女の上に背景幕を落とす
このオペラ座は3年間事故続き
ミニーは激怒、ブリマドンナを降りる
さて
これらの事故は怪人の仕業との噂
怪人からの手紙も届く
5番ボックスは私の席だ
給料の支払いも忘れぬように
今夜が新作の初日
ミリンダ先生はエミーを代役に推薦する
エミーは支配人の前でアリアを歌う
♪シンク・オブ・ミー
代役として立派にブリマドンナを務め
新作初日は大成功
歌を聞いたラウル子爵は彼女のことを思い出す
エミーは屋根裏で1人成功を喜ぶ
エミーには秘密の先生がいる
ジェニファーが彼女を見つけ共に喜ぶ
♪エンジェル・オブ・ミュージック
エミー教えて
秘密の先生は誰なの?
姿は見た事ないけど
上の方から声がするの
多分音楽の天使だと思うわ
ラウルはエミーを食事に誘う
エミーは断る
明りの消えるオペラ座
♪ザ・ミラー (エンジェル・オブ・ミュージック)
怪人の声
生意気な若造め
私の勝利を奪う気か
鏡の中から仮面を被った怪人が
エミーの前に姿を現す
♪オペラ座の怪人
エミーは怪人とオペラ座の奥へ奥へ
そこは怪人が住むる洞窟
♪ミュージック・オブ・ナイト
お前には私の音楽のために
歌って欲しい
2人で作ろう夜の音楽
エミーは気を失う
ジェニファーはエミーの部屋で
鏡の後ろに隠し扉を発見する
そこからオペラ座の奥へ奥へ
途中で母ミリンダに連れ戻される
目覚めるエミー
♪アイ・リーメンバー/夢でさえ見たことのない
翌朝あちこちに手紙が届く
支配人2人には
給料払え
ラウルには
エミーは音楽の天使が預かった
ミニーには
エミーが歌うのを邪魔すれば災難が降りかかる
ミリンダには
エミーを次回作の主役にすべし
ミニーは脇役にすべし
支配人は手紙を無視
ミニーを再び主役に
♪プリマドンナ
舞台に立つミニー
途中で声が出なくなり
舞台係は殺される
エミーはラウルを連れて逃げようとする
♪なぜ、こんなところに?
ラウル、私は行ったことがあるの
彼は暗闇に住む
でも素晴らしい音楽
忘れられないあの夜
悲しみを秘めた怪人の目
2人は屋上へ
ラウルとエミーの愛の告白
♪オール・アイ・アスク・オブ・ユー
隠れてそれを聞く怪人
2人が去った屋上で
♪オール・アイ・アスク・オブ・ユー(リプライズ)
歌を教えてやったのに
恩を仇で返すのか
華やかな社交界の仮面舞踏会
オペラ座では3ヶ月無事故
エミーはラウルと婚約
♪仮面舞踏会
怪人が新作を携え出現
皆、押し黙る
♪ホワイ・ソー・サイレント
エミー私のところ戻って
もっと勉強しろ
ラウルは怪人に決闘を挑み
逃げる怪人を追うが
ミリンダに連れ戻される
ラウルはミリンダから話を聞く
ミリンダが寄宿生だった頃
サーカスが来た
醜い少年が檻に入れられていた
ミリンダは彼に同情し逃げるのを手伝い
オペラ座の奥の洞窟に匿う
彼は天才芸術家に成長した
墓地で亡き父を偲ぶエミー
♪もう一度姿を現して
怪人とラウルが現れ
再び決闘
決闘に勝ち止めを刺そうとるラウルを
エミーが制止
ラウルはエミーと墓地を去り
怪人は2人への戦争を心に誓う
ラウルは怪人を罠にかける計画を立てる
新作オペラ開演
囮としてステージに立つエミー
役者に成り済ましエミーに近寄る怪人
♪ポイント・オブ・ノー・リターン
怪人はシャンデリアを落下させる
オペラ座は火に包まれる
怪人はエミーを連れて逃げる
♪地下へ再び
追いかけるラウル
洞窟に到着
途端に怪人に捕まる
怪人はラウルの命と引き換えに
エミーに結婚を迫る
エミーは怪人と結婚を決意
♪あなたは孤独ではない
怪人はエミーとラウルを逃がし
洞窟の奥へ消える
♪これで幕は下りた
パリ 1919
2年前に死んだ妻エミーの墓を参るラウル
そこには
怪人のトレードマーク、赤いバラが供えてあった
歌は別録なので、口と合ってなくて
別人が歌っているようにも見えるが
ちゃんと本人が歌っているようです
小説のミュージカル化の映画化
舞台は見てないけど
舞台の方が面白いのかな
踊りが少ないので比較的地味
金をかけた割に
シャンデリア落下シーンも地味
火事のシーンも地味
怪人の正体が地味で
怪人のメイクも地味
もっと映画的に盛り上げないと
尺が長いのでだらける
映画的には、キワモノだけど
「 ファントム・オブ・パラダイス 」の方が面白い
2004年 アメリカ/UK映画 141分 製作費7,000万ドル
放送映画批評家協会賞 若手女優賞受賞
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