" THE RIVER WILD "
監督 カーティス・ハンソン
出演 メリル・ストリープ
ケヴィン・ベーコン
デヴィッド・ストラザーン
ジョセフ・マッゼロ
ジョン・C・ライリー
ボストンの穏やかな川で1人
競技用ボートを漕ぐメリル
メリルには
いたずら盛りの息子ジョセフと娘と
仕事の虫の夫デヴィッドがいる
もうすぐジョセフの誕生日で
家族で田舎へ遊びに行く予定
デヴィッドは仕事を理由に
3年連続のドタキャン
メリルは激怒
3人はメリルの田舎へ
出迎える両親
メリルは離婚すべきか母に相談
彼はクリスマスにも家にいないのよ
もう我慢できないわ
田舎名物、レンタルゴムボートでの川下り
メリルの子供の頃からのお気に入り
若い頃はガイドもしてた
さっそくジョセフとボートを借りる
2人より一足先に出発したのは
ベーコン、ライリーら3人の男
ボートには不慣れ
メリルら出発直前にデヴィッド到着
メリルの気迫に負けたらしい
こうして3人でボートに乗り
メリルはボートを漕ぎ出す
レベル3の激流を下って
パバがボートから落ちたりしても
たちまちベーコンらを追抜く
途中で一旦ボートを岸に着け
メリルとジョセフは魚釣り
デヴィッドはここまで来ても仕事の下準備
その間にベーコンらが追い抜く
その日はテントでそこに一泊
次の日
川を下る3人を待っていたのは
ベーコンとライリー
口論の末1人が先に帰ったらしい
この先はレベル4の激流
ベーコンとライリー2人は下る自信がない
でも陸の迂回路は険しい山道
2人はメリルらに先導を頼む
だけどベーコンらは波にもまれて
ボートは転覆
メリルらに救助される
しかしベーコンは懲りずに
ずっと下流にあるレベル5の激流にも
挑戦したいと言い出す
"かなづち"なのに
その頃、ラジオから
強盗犯逃走中のニュースが流れる・・・
訳ありの人たちが
しょうがなく激流を下る設定が
「 帰らざる河 」を思い出させる
そっちはフィクションだが
こっちの映画は
釣り人の実体験を基に作られた・・・らしい
実際の激流でロケされた映像は
映画館向き
数日かけての川下り
日本とスケールが違う
楽しそうだな
トラブルさえなければ
夫婦間の危機を乗り越えるには
それを忘れるほどの激流に遭遇せよ
そうなれば
お父さんも頑張る
強盗犯はメリルと子供を人質に
激流を下る
1人逃げたお父さんは
山を徒歩で下る
そんで結局険しくても
山道を歩いた方が
無理して激流を下るより
安全で速かった
なんだ
兎と亀か
バカバカしい結論の
'90年代を代表する
アクション・サスペンス
1994年 アメリカ映画 111分 製作費4,500万ドル