「 雲の中で散歩 」 | 0・・映画toほげほげ

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♪ ほげほげたらたらほげたらポン ほげほげたらたらほげたらピー ♪
★映画のほげほげ等、気まぐれ備忘録★

  " A WALK in the CLOUDS "


監督 アルフォンソ・アラウ
音楽 モーリス・ジャール
出演 キアヌ・リーブス
   アイタナ・サンチェス=ギヨン
   アンソニー・クイン
    デブラ・メッシング
   ジャンカルロ・ジャンニーニ


 あらすじ、ネタバレ御免

雨の滴に濡れる畑の葡萄

雨の日
戦争から意気揚々と帰還したキアヌ
4年前に結婚
金曜に出会い、日曜に結婚。月曜に出兵した
期待した妻の出迎えはなし

1人で帰宅
妻デブラはキアヌの帰宅を喜ぶ
キアヌが送った手紙は読んでない
毎日書いたのに
 だって殺し合いの話は読むのがつらくて
キアヌちょっとショック
$0・・映画toほげほげ-デブラ・メッシング

デブラはキアヌの仕事も確保してあって
昔と同じチョコのセールス
キアヌには将来の夢もあるけど
デブラは子供と普通の生活が欲しい

チョコを売りに行こうと列車に乗ったキアヌ
美女アイタナとぶつかる
2人は倒れ荷物は散乱
彼女はキアヌの服に嘔吐する

列車で居眠りのキアヌ
戦争の悪夢にうなされる

さて
キアヌは買ったはずの切符が見つからず
電車を降りてバスにのる

バスの中にはまたもアイタナ
アイタナのポケットからキアヌの切符

アイタナは大学院生
葡萄園を営む実家に帰る途中

バスでアイタナに からむ男在り
キアヌその男を殴りバスから降ろされる

しばし田舎道を歩けば
道の真ん中に座り込むアイタナに遭遇

彼女の家はこの近くだが父が恐くて帰れない
大学の先生の子を孕んだが先生に捨てられた
シングルマザーは家の恥
きっと父に殺される

目の前で泣く美女は見過ごさない
この際、仕事なんてどうでもいい
キアヌは一日、夫役を引き受ける

彼女の父の葡萄園は広大
葡萄園の名前は"雲"
彼女のパパ・ジャンカルロ
不審者には銃をぶっ放す恐い人

私たち結婚しました
アイタナの言葉にジャンカルロはカンカン
 俺の目の黒いうちは絶対許さん

でも爺ちゃんアンソニーは寛大
爺ちゃんはチョコが好きなのだ
ママも婆ちゃんも祝福
あぁなのに、パバは何て頑固なの ぷんぷん

キアヌはそのまま泊まって
大きなベッドで2人で寝て
戦争の悪夢を見る

夜中に霜警報
葡萄園の通路で火を焚いて
大きな団扇で扇ぐ

キアヌは朝早く帰ろうとしたが
爺ちゃんに捕まって
葡萄園"雲"の中で散歩
爺ちゃんはチョコが好きなのだ

今日は葡萄収穫の日
キアヌはもう一日滞在を決心
そもそもアイタナはこの為に帰ってきた

葡萄を収穫して
ワイン祭りをして

興奮したキアヌは
アイタナと愛し合うとして
妻がいたことを思い出す

夕方、帰ろうとしたら
婆ちゃんがゲロの着いた服を洗っちゃって
爺ちゃんにブランデーを飲まされて
夜中になってようやく帰る

 1945年、葡萄収穫祭
キアヌはアイタナと再会
アイタナのパパはまだキアヌが娘婿だと思ってる
今やキアヌを認め村人に自慢まで

アイタナは遂にパパに嘘を告白

そのころ
デブラの浮気発覚、離婚届けを渡されるキアヌ
 ごめんない、あなたとはもうやって行けないわ
キアヌ大喜び
急いで葡萄園"雲"へ

僕、離婚しました。結婚させて下さい
アイタナのパバ、カンカン
 今更なんだ、この嘘つきめ

荒れるパパはランプをひっくり返し
葡萄園は全焼

だけど根っこは助かって
 これで家族のルーツは安泰だぁ

キアヌとアイタナはめでたく結婚
結果オーライ、よかった、よかった

 The End


  1942年のイタリア映画「雲の中の散歩」のリメイク
  オリジナルは見てないけど


    とにかくキヌアの妻が
    家で心配してるだろうな、と
    気になって、気になって

    まっ、そしたら
    全然心配してなかったってのが落ち


  主人公の取り柄は人を愛する事?

  最初の妻とは2日で結婚
  戦争に行った夫を4年間待った妻を顧みず
  見ず知らずの美人に恋をして
  今度は実質3日で結婚
  
  惚れっぽいだけだ


  しかも後先の事を考えず
  美人の家族にその場しのぎの嘘をつく


   オリジナルはコメディらしいから
   こっちもコメディにしたら
   素朴でいい話になったのに

   普通に考えりゃ
   まともな男じゃないからね

   戦争の悪夢もいらない


   優柔不断の惚れ男を
   真面目に演じたキアヌは
   ラジー賞にノミネートされちゃった


 $0・・映画toほげほげ-雲の中で散歩


1995年 アメリカ映画 102分 製作費2,000万ドル
 ゴールデン・グローブ 音楽賞受賞