監督 ピーター・ボグダノヴィッチ
出演 シェール
サム・エリオット
エリック・ストルツ
ローラ・ダーン
ケリー・ミンター
ロッキー・デニスの
実話にもとに
ロッキー・デニス、本名Roy L. Dennis
1961年生れ
4才で 頭蓋骨形成異常疾患(ライオン病)と診断され
異常な量のCaが頭蓋骨全体に沈着していた
この疾患は非常にまれで
新生児2,200万人に１人
原因は２つの劣性形質遺伝子
単純計算では
2,400人に１人がこの遺伝子を持つ
カリフォルニア州、コヴィーナ
ロッキー15才、
ベースボール・カード収集が趣味
母フローレンス、通称ラスティ、性格は明るい
二人の共通の友人は
ちょっといかついバイカー達
今日は公立中学の転入手続きの日
デニスの異様な顔を見た校長は
特殊学校への入学を薦める
二人とも聞く耳を持たない
強引に入学手続きを済ませる
病院で定期検査
先生達とは顔なじみ
頭部の成長は今も続く
余命は12年前から3-6ヶ月
やけに明るいロッキーだが
頭痛は徐々ににひどくなる
母ラスティはバイカー達と
たむろするのが好き
皆でさわいでマリファナ吸って
いい男を見つけては声かけて
ロッキーが憧れるバイカーはガー
一緒にヨーロッパ旅行をするのが夢
新しい学校初日
悪口と仲間はずれが気がかりなロッキー
頭脳は明晰
ラスティは教育には全くの無関心
夜は家でバイカーを集めて麻薬パーティ
ドラッグを咎めるロッキーと親子喧嘩・・・
奇病に犯されながら
明るく生きた少年の
最後の一年間
ロッキーは1978年16才と10ヶ月で息を引き取った
ロッキー役は
好青年エリック・ストルツ
メイクで素顔は見えない
異端の者は異形の者に優しい
1985年 アメリカ映画 115分
カンヌ国際映画祭 女優賞受賞
LA批評家協会賞 ニュー・ジェネレーション賞受賞
1985年 日本公開
中学を主席で卒業した
ロッキー・デニス
槇原敬之なら
彼にこう歌いかけるか
NO.1にはならなくてもいい
もともと特別なonly one
同級生が同じセリフで
いじめてたぞ