" RESCUE DAWN "
監督 ヴェルナー・ヘルツォーク
出演 クリスチャン・ベール
スティーヴ・ザーン
ジェレミー・デイビス
主役のディーター・デングラー
Dieter Dengler は実在の人物
ディーター・デングラー
1938年、ドイツ生れ
18才の時、戦闘機パイロットに憧れ渡米
大学卒業後、米海軍に入隊
1965年12月、ベトナム戦争に参加
1965年 ベトナムでの戦闘は小規模で
全面戦争には突入していなかった
その前触れとなったのが
1966年1月から始まった
アメリカによるラオス国内への空爆だった
1966年2月1日
空爆に参加したパイロット、ディーター・デングラーが
ラオス国内で戦闘機に被弾し墜落後
ベトナム軍の捕虜となり
6月29日脱走
7月20日に救出され帰還するまでの話
日本では劇場公開もされなかったが
主役がターミネーター4でジョン・コナー役の
クリスチャン・ベールと言うことでようやくDVDになった
地味なタイトル、地味なパッケージ、
B級映画を思わせるが、さにあらず
監督はドイツの名監督、ヴェルナー・ヘルツォーク
戦争を題材にした映画だが
派手はアクションはない
でも、小手先で誤摩化すのが嫌いなヘルツォーク
じっくり、きっちり撮ってる
主役のベール、役作りの為かなり痩せてます
状況が厳しくなるほど精悍になってゆく顔
なかなかいい役者です
ヘルツォークの傑作「アギーレ・神の怒り」に比べると
少し物足りない感じはするが
それでも十分にヘルツォークらしさは堪能できる
2007年 アメリカ映画 125分 製作費1,000万ドル