自閉スペクトラム症の主人公のドラマ、厨房のありすを見ています。

どうしてもありすと我が子あっちゃんを重ねて見てしまいます。

あっちゃんはありすほど特徴的な喋り方ではないし、ありすほど天才では無いんですが、こだわりの強さ等の傾向は似ています。


ありすは料理人としての腕は確かなのにやっぱり普通のレストランで働くのは難しく、お父さんが出資して自分のレストランを開店。

理解ある友人と二人でお店をやっている。

メニューは無くてありすがお客さんを見て判断した最良料理を出すお店。


この設定を見た序盤の時点で考えること盛り沢山。

やっぱり普通の会社で皆に合わせて働くのは難しいよな…

自分で開業して自分ルールでやっていける職場が最良だよね…(子どものためにお店を出せるほどの出資ができるような親になりたい🥲)

特性を理解してくれる友達がいて、一緒に仕事までしてくれるなんて理想すぎる………


最新話(3話)のネタバレするのでまだ見ておられない方はここで止まってください



















ありすのお父さんがありすの園児時代を振り返るシーン。

泣けるポイントが沢山ありました。

周りが見えずこだわりゆえに積み木を独占してしまうありすに、怒る子供と先生。

無理矢理積み木を奪い取ろうとした子を叩いてしまうありす。

そして保護者会で袋叩きにあうお父さん。

『普通じゃない子が園にいるなんて聞いてない!』

『そういう子向けの園に行って欲しい』

『お父さんもゲイなんでしょ!?』

他の保護者からのシビアな声(実際目の前で言う人は少ないと思うけど…こうやって裏で言ってる人は一定数いますよね…お父さんが同性愛者とか関係ないのに批判されるのもあるある…)。

そんな中謝りながら『皆さんがお子さんを思うように僕にとってもありすは大事な娘なんです』『どうか助けてください』と訴えるお父さん。

(ここで涙ぐむ私)

『そんな事言われても…』と困惑する保護者A(リアル)

『うちは助けるぞ!』と名乗りでる一人のお父さん(残念ながらリアルにはこんな人いないよ………と思う私)

そして後々そのお父さんの娘がありすの最高の理解者になり一緒に働いてくれる(うらやましい…うらやましすぎる…あっちゃんもどうかそんな友達に出会えますようにと祈るしかない私)


ドラマでは当たり前のようにお父さんや和紗(友達)がありすのこだわりを受け入れてて、でもそれでいて『支援者と障害者』ではなくて、ちゃんと『対等な友達』なのが凄く素敵で。

あっちゃんもそんなお友達が出来たら良いなあと心から思います。

まずは私がもっと器の大きい大人にならなくては。

あっちゃんをどうにかしなくては、と育てるのではなくて、あっちゃん自身を大切にしたまま育てたいし、あっちゃんも大切な人を大切に出来るようになってもらえたらいいなあと思わされました。

頑張ります。