せっかく大きく育ったトマトが、急に茎から葉まで茶色くなって枯れてしまった。という方!

それは『トマトサビダニ』がトマトをむしばんだことが原因です。

今日は、トマトサビダニの症状・対処法をご紹介いたします!


ーーーーーーー目次ーーーーーーー

①トマトサビダニとは?

②症状

③対策

④さいごに


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①トマトサビダニとは?





トマトサビダニは肉眼では見えない大きさのダニです。

トマトに寄生し、トマトをさびた色に近い茶色に変色させいきます。

発生要因は、25度以上で乾燥が続くと発生します。また、露地栽培ではトマトサビダニの影響は受けにくいとされていますが、まるまるファームでは2株もトマトサビダニに侵食されました。




②症状





初期症状は、トマトの葉の裏が少し茶色っぽくテカテカとしてくること。

末期症状は、上の写真のように茎から成長点にかけてトマトサビダニが侵食しトマト全体を茶色く枯らしていきます。

葉が全体的に茶色くなった時点で、葉は光合成が不可能になります。そして成長点までトマトサビダニに食べられると、トマトの成長が不可能になりただただ枯れゆくことになります。

よって初期段階でトマトサビダニを駆除することがもっとも重要です。




③対策


無農薬であれば下記2種類が対処方です。


1適度な水やり(予防方法)

乾燥が原因であることから、雨が降らない日が続けば水やりをしてあげましょう。


2葉に水をかける(応急処置)

初期段階では、葉のみに寄生するサビダニ。そのため、少し茶色くなった葉を見つけたらその葉は切り落とし、さらに他の葉にもサビダニがついているおそれがあるため水をスプレーしてあげることが重要です。


無農薬でなければ農薬の散布が最も有効な手段となります。




④さいごに



いかがでしたでしょうか!

トマトサビダニはとても厄介な虫。。。

初期段階で適切な③の対策をして、トマトサビダニにかからない元気なトマトを作りましょう!!