本日、営業を兼ねて近隣の金融機関さんにご挨拶に行ってきました。
お話をさせていただいて改めて感じたことは、本音と建前のギャップが強かったなぁということです。
最近の融資については、定量分析が中心になっており、「決算書重視」ですが、現場担当の方は正直言って「決算書」そのものを信用されてないのでは？
そんな本音を伺えました。
これって実際あるものだと思います。
発生主義の試算表を作っていない会社も相当数あるようですし、その手の会社は計数管理が行き届いてないわけですから、やっぱり決算書への信頼性も欠けるのでは？
行政側の考え方と、現場レベルの考え方にはギャップがあるし、決算書に見るような現実とのギャップも大きなものです。
現場サイドで実際に何を信じていれば・・・というようなお話もあり、正直決算書が金メダルの会社より、決算書は多少悪くても、社長と話せて納得した上で貸せるほうが良いともおしゃっていました。
正直、これではいかんと感じています。
決算書の作成に税理士も深く携わっていますし、こんなことが続いていたら、生き残れるはずの会社も生き残れなくなるのでは？とつくづく痛感しました。
税理士として、より信頼される決算書の作成を支援していきたいと思います。