相続の研修の講師の第一回目が無事に終了しました。
前日の発熱も当日の朝には下がり、なんとかいけるかなぁと布団から起きてきたんですが、咳のしすぎで喉が完全にやられていました。
嫁の作った蜂蜜湯やのど飴なめてなんとか話せるくらいの状況にはなりましたが、一日中嫌な汗を流しながら研修を進行しました。
今年の相続税法は本来大改正となる予定でしたが、東日本大震災の関係で、大きな改正部分は棚上げになったままでした。
ちなみに、棚上げになった大きな改正は下記のポイント
①相続税の基礎控除の引き下げ
②相続税・贈与税の税率構造の変更
③直系尊属からの暦年課税贈与に係る税率の特例
④未成年者控除・障害者控除の引き上げ
⑤生命保険金の非課税枠の見直し
⑥相続税の配偶者の税額軽減の適用の見直し
⑦贈与税の配偶者控除の適用の見直し
⑧相続時精算課税の特定贈与者の年齢引き下げ
⑨相続時精算課税の特定受贈者の範囲の拡充
こんなもんだったと思いますが・・・
改正部分が棚上げになって一番困ったことは、「話すことがない」の一点です。
前年も同じ研修の講師をやりましたが、前年は小規模宅地の特例について改正が入ったり、定期金にも改正が入ったりと、いろいろな面で話しやすい年でしたが、今回はさすがに厳しかったです。(^_^;)
そんなこんなで、今回は土地の評価事例をメインで話をさせていただきました。
今まで自分なりに行ってきた評価事例ホワイトボードに書いて説明したり、受験時代や実務中に調べた評価に関する雑学てきなものも話しをし、何とか終了時間3分前まではつなげることができました。
今回の研修と同じコマが今月の26日にありますが、今回と同様、何とかしのげるといいなぁと思います。
ちなみに、昨日の研修はきつかったですが、今日は軽井沢近辺のクライアントさんを回ってきました。
きれいな紅葉で、昨日の疲れも吹き飛ぶくらいのさわやかな一日でした。
週末、嫁と子供つれて温泉でも入りにこようかなぁと思います。