前回(早朝)に引き続き。
賃貸アパート等の利回りイメージは次の通りだと思います。
新築→入居後収入MAX→近隣新築または新入居者は家賃減(前の入居者より)→返済終了時には○○%減少
最終的な収入減少も見込んだ返済計画(早期返済)が理想だと思いますが、なかなかそんな話にはならないかなぁと思います。
一般の企業の場合、「中小企業金融円滑化法」のおかげで、金融機関の条件変更も「経営改善計画」の策定で比較的に容易に行えますが、(ただし、条件変更後の新規融資等には相当の制約がありますし、条件変更のあった融資先の担保物件については、資産査定が厳しいそうです。)アパートに関しては、「経営改善」なる方法が驚くほど乏しいです。
新築物件に負けないようにリフォームするとか、あっせん業者の紹介が増えるよう努力するとか、新規設備投資や他力本願的な部分しかなく、金融機関さんの納得いく改善計画は難しいです。それよりも物件(物件の建っている土地)の担保価値がどうか?とか、オーナーの資産保有状況がどうかなどが融資条件変更の争点です。
本当なら、今書いているブログにも、「計画通りの条件でいけそうです」と書けると思っていたんですがですが、そうはいかずに、お昼に金融機関の担当者から電話があり。「融資条件のたたきあげを作成しましたが、もう少し打ち合わせしたいので時間ください」とのこと。
想像・・・
①担保価値が借り入れの比率より低い(借り入れ当時より当然下がっているので)
②オーナーが金融機関に見せている資産価値が少ない(預金・預け有価証券等・土地建物担保)
③会社経営者等の場合には、会社の決算状況や貸し出し状況、他行とのシェア等
④保証協会関係
③以外は今回の事例なら考えられる(かな?)
地方でアパートを建てるのは結構難しいと感じます。
都市部と重要と供給や、収支のバランスやなどは、圧倒的に違うと思います。
オーナーさん一家が返済気にせず生活できるように頑張って担当者さんに会ってきます。