開業資金を借りるには | 群馬の税理士・社会保険労務士の開業奮闘記

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群馬県で税理士・社会保険労務士の独立開業を目指しています。開業までの間、税金や社会保険・その他経営に関することについて書いていきます。

前回に引き続いて、開業のときに一番の悩みになるのが資金調達です。


とある事例ですが、(あんまり細かく書けませんが)古着屋を開こうと思ったAさんがB県の創業制度融資を受けようとしていました。


結果から申し上げますと融資は受けれませんでした。なぜかというと・・・


「自己資金」がなかったからでした。


Aさんは融資の申し込み前に店舗を借りてしまっており、仕入れも少しずつ行っていたため、貯金が無くなってきていたということでした。


審査を受けた制度融資は自己資金が1/2以上なければならないもので、融資の実行前に支出した事業に関する支出の補填はしない旨が書かれていました。


結局は、自分と嫁さんの両親双方から足りない分を借りて開店ということになってしまいました。(無利息だからそのほうがいい気もするけど)


ここで独立・開業時の資金を借りる際のポイントは


○資金の計画をしっかり立てること 特に設備資金はしっかりした見積もりを取ること


○借りるタイミングをしっかり確認すること


○自己資金をしっかり確保すること(多ければ多いほどよい)


○自分が借りれる融資制度をしっかり確認すること(多分政府系金融機関か制度融資になると思います)



自分で独立を考えるようになって、しみじみ資金調達の大変さがわかってきました。