つまりは数学の授業を受ける
当たり前だけど1番最初の授業で
数学の新しい先生と会った
第1印象は最悪なものだった
多分お互いに最悪な印象しかなかった
最初の授業に遅れて入ってきた先生
軽く自己紹介をしたと思ったら
突然、出席確認をし出して
その出席確認も呼び捨て
読み間違えも多いし
って別に大したことじゃないのに
私にとっては偉そうな奴だな
という印象しかなかった
基本、この高校の先生は偉そうにしてない
みんな友達のような接し方
だからこそ、その先生は偉そうに見えた
教師という存在を上にみて
生徒という存在を下に見ている人
勝手にそう思った
先に言ったが
「お互いに最悪な印象」
というのも
「偉そうな先生だな」と思った
私の態度は本当に最悪で
出席確認の時、やる気のない返事をして
先生を見る時には睨んでいた
授業が始まっても何もしない
指名されても
みんなから注目が集まるのが嫌で
「わからない」しか言わない
きっとその先生も私の印象は最悪だったと思う
そんなこんなで始まった3年目
でもね、先に答えを言ってしまうと
その数学の先生と出会えたからこそ
今の私があると思ってる
そう、その数学の先生こそ
私が3年目に出会った素晴らしい先生
